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落ちない履歴書!転職活動を成功させる「志望動機」の書き方

U-NOTE編集部

2018/08/28(最終更新日:2018/08/28)


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 転職活動の際、応募書類に記載する「志望動機」。志望動機は採用担当者にとって重要な判断要素である。

 ここでは、採用担当者に「採用したい!」と思わせるような志望動機を考える手順や注意点などについて解説する。

 志望動機の書き方について悩んでいる人に、ぜひとも参考にしてもらいたい。

志望動機の役割

志望動機では「入社したい理由」「その会社である必要性」を明確にする

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 志望動機は、選考において「なぜうちの会社に入りたいのか」を判断するために採用担当者が最も注目する点である。

 求人サイトの普及によりWeb上で簡単にエントリーが行えるようになったことで、応募先企業について深く調査をせずに応募する人が増加している。

 当然ではあるが、企業にはそれぞれ特徴や差異があるため、「どの会社でも使える志望動機」では採用担当者の心を動かすことはできないといえるだろう。

 企業HPやさまざまな求人情報サイトに目を通し、「なぜ自分はこの会社に入りたいのか」「なぜこの会社でなければいけないのか」を明確にした上で、相手に気持ちが伝わるような志望動機を書き上げよう。

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志望動機を考える際のポイント

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志望動機を考えるポイント①:企業研究と自己分析を通し「企業と自分の共通点」を見つける

 いかに優れた人材であっても、企業の採用ニーズに合わなければ採用されることはない。

 また、自分自身の転職目的が明確でなければミスマッチが生まれてしまうだろう。

 そうした失敗を防ぎつつ選考通過の可能性を引き上げるには、企業と自分の共通点を見つる必要がある。

 より具体的な共通点を見つけるには、まずは企業が求めていることや会社の環境を「企業研究」で洗い出すことから始めてほしい。

 企業が求めていることや会社の環境に自分が適応できるか否かを「自己分析」を通して客観視するといいだろう。

志望動機を考えるポイント②:見つけた共通点をアピールする

 志望動機を通して企業が知りたいのは「会社が今必要としている人材なのか」「この人材のやりたいことは会社の環境と適しているか」である。

 このニーズに合致しなけえれば採用担当者は転職者を採用しないだろう。

 企業ニーズにあう人材であることをアピールするためには、共通点をアピールすることが有効だといえるだろう。

 上記で「企業研究と自己分析が重要である」と述べたのはこのためだ。

志望動機を考えるポイント③:経歴・スキルのアピールは具体的に

 また、中途採用は「即戦力性」を重視している。

 そのため、これまでどのような経歴を積んできて、その中でどのような実績を残してきたということを具体的に伝えることを意識したい。

 過去の経歴・実績だけではなく、その経験を経た上で「これから何ができるか(企業にどう貢献できるか)」という点まで深掘りしてみてほしい。

 企業にどう貢献できるのかを伝えることができると、よりよいアピールになるといえるだろう。

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志望動機に関する注意点

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面接との志望動機の整合性に気をつける

 履歴書の内容は面接の前、面接中に再度確認される。

 つまり、志望動機に関する質問は必ず志望動機欄を見た上で聞かれることになる。

 志望動機欄に記載されている内容と面接の受け答えにズレがあると、採用担当者は「どっちが本当なのか」「事実を書いていないのではないか」と、不安を抱いてしまうことになるだろう。

志望動機:面接と提出書類の整合性を保つ方法

  • 企業研究と自己分析を徹底的に行なった上で記載する

    ・各企業についてしっかりと研究をした上で記載すれば、自ずと整合性は保たれる
  • 事前対策をする

    ・当日は緊張することが予想される。質問の想定・回答を反復し、伝えたいことを明確に答えられるよう準備をする
  • 事前対策をする

    ・当日は緊張することが予想される。質問の想定・回答を反復し、伝えたいことを明確に答えられるよう準備をする

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未経験・異業種転職を目指す人向け:志望動機で意識したいポイント

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異業種転職のポイント①:将来性をアピールする

 未経験・異業種転職の場合、採用担当者は人材の「将来性」に注目をする

 スキルや経験が豊富であっても、伸びしろがなさそうであったりすぐに辞めてしまいそうな場合は内定を出す意味がないからだ。

 そのため、未経験・異業種転職の場合は特に「自分のキャリアビジョン」を明確に記載し、それを叶える手段としての転職であることをアピールするといいだろう。

異業種転職のポイント②:スキルの幅広さ、汎用性をアピールする

 中途採用では、管理職やマネジメント経験といった即戦力性を求められることが多い

 前職で既にそういった経験を積んでいる場合は、必ずその内容を明記しよう。

 また、課題に対しての提案改善や対人能力、人材教育といった汎用的なスキルは異業種でも役立つため、積極的に志望動機に組み込むといいだろう。

異業種転職のポイント③:組織風土とのマッチング性をアピールする

 将来性、スキルと並んで重要なのが「マッチング性」である。

 いくら優れた経験と将来性を持っていたとしても、企業の風土と合わなければ本領を発揮することができず、早期の退職や成果不十分といった結果に終わってしまうだろう。

 未経験・異業種というマイナスに見られがちな人材が採用意欲を駆り立てるには、組織風土への適応力アピールは必須である。

 志望先企業の雰囲気は転職エージェント、企業HP、求人情報サイトなどさまざまな媒体から入手することができるため、事前にしっかりと準備を行った上で説得力のあるアピールを行いたい。

 未経験・異業種転職といっても、現在備わっているスキルが全て白紙に戻るわけではない。

 志望企業の環境や仕事内容を十分に理解し、企業ニーズに対してどのように適応できるか考えるといいだろう。

 志望動機は「採用意欲」をいかに駆り立てるかが最重要である。

 「志望動機」が持つ役割を理解した上で記載準備を進めることが、転職を成功へ導く鍵となるだろう。


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