ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。
『堀江貴文のQ&A「今の教育は子供の可能性を潰す!?」〜vol.928〜』では、ホリエモンが子供の育て方を悩む親に厳しくコメント。
今回取り上げたのは、「現在、小学6年生の息子がおり今後どのような教育をさせれば良いか悩んでおります。
AIなどが進むと将来的に事務的な仕事などは必要性がなくなってくることが考えられるので、人がする価値があるものは究極的には人に感動や安心を与えられるようなこと、すなわち芸術やスポーツ・遊び、医療・癒しのようなものか、IT技術のようなものになってくると思っております。
これから生きていく上で何か強みを付けさせるとしたら、どのような事を優先させるべきかご教示いただけますでしょうか」という質問。
ホリエモン「親の出る幕ではない」
ホリエモンは「子供に任せた方がいいよ。親の出る幕じゃない」と回答。
AIで仕事のあり方そのものが変わると言われている中、子供に何を身につけさせるべきかを尋ねた今回の質問。しかしホリエモンは、そもそも親がそんなことを決める時点で間違いだという。
「子供が自分じゃ何もできないと思っているのかな」と厳しくコメントするホリエモン。今回のゲストで元NHKアナウンサーとして知られ、現在はNPO法人8bitNews代表の堀潤氏も、「子供の可能性を親が縛らない方がいい」と同意見だ。
大学で教鞭に立つこともある堀氏だが、学生を教えるというよりも、むしろ学生からの声を聞くことの方が狙いだったそう。自分にはない発想を持つ人の声を聞き、意見が合えば何か一緒にやろうと持ちかけるのは、とても楽しい体験だったようだ。
親が子供のやることを強制すべきではない
ホリエモンや堀氏が親が子供のやることを強制すべきでないと考える理由は、親世代の常識が大抵は時代遅れになっているからだ。親が考える最適な生き方は、あくまで彼らが現役だった頃の産業構造に立脚しているに過ぎない。
TEDの「学校教育が子どもの想像力を殺す」という人気スピーチで語られるように、そもそも学校教育は芸術や文学を抑えて理化学に時間を割くなど、科目の割合を強制づける時点で子供の想像力を制限してしまっている。
特に近年ではAIの発展などによって産業構造はますます劇的に変化する。そんな時代に、親世代の常識を押し付けたところで時代遅れの人材に育ててしまう可能性が高い。
ホリエモンからすれば、スマホでYouTubeを見るようにしておくだけであとは勝手に子供が学んでくれる。「全く良い時代になったよね」としみじみ感想を漏らした。
ホリエモンが理想の教育法を語った『堀江貴文のQ&A「今の教育は子供の可能性を潰す!?」〜vol.928〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!
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