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ホリエモンが構想する未来の福祉像「ベーシックインカムもビットコインがあれば一発なんだよね」

野口直希

2017/12/30(最終更新日:2017/12/30)


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ホリエモンが構想する未来の福祉像「ベーシックインカムもビットコインがあれば一発なんだよね」 1番目の画像

 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。

 『堀江貴文のQ&A「ビットコインでベーシックインカム!?」〜vol.918〜』では、ホリエモンがビットコインを使った福祉制度の構想について語った。

 今回取り上げたのは「保育園の不足が問題になっていますが、都心部はコストが高かったり騒音で地域が反対したりとなかなか増えません。少子化が進みますし、ハコモノに投資をするのも難しいと思います。ここは思い切って子供1人月5万円くらいの手当を小学校入学まで出したらどうでしょうか。

 生活費のために働きたいような母親は働かず子育てに専念できますし、働きたい仕事好きの母親も保育園に預けやすくなります。老い先短い年寄りに医療費をつぎ込むよりかなり建設的だと思うのですが、堀江さんはどう思いますか」という質問。

ホリエモン「『保険』は不正の温床になりがちだから嫌だ」

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 ホリエモンは「賛成だよ」と回答。

 少子化や保育園不足対策のために、一定期間までの子供を持つ家庭への定額の支援金を提案する質問者。ホリエモンもまさにこの考え方に賛成している。

 これはいってしまえばベーシックインカムの縮小版で、子供のみを対象にしているという意味では「子供保険」とでも呼ぶべき発想。しかしホリエモンは現状の「保険」という制度の呼び方や実態にはあまり良い印象はないと語る。

 たしかにこれまで保険や手当という言葉は、それに対する法律を隠れ蓑にする政治家とセットで語られてきた印象が強い。そもそもホリエモンによれば、現在ならそうした面倒な仕組み自体が不要なのだ。

ホリエモン「ビットコインで送金すればコストはほとんどかからないよ!」

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 例えばホリエモンが提案するのは、マイナンバーとの紐付け。新たな保険などの仕組みを用意しなくても、子供が生まれて新たなマイナンバーが発行されてから数年間、そこに紐付けられた口座にお金が入るようにするだけで、職員やコストをかけずに子供保険のような制度を始めることができる。

 さらにいえば、現状ではマイナンバーという国民共通のIDが付与されているのだから、それとビットコインなどの仮想通貨をつなげることができればソースコードを1行書き足すだけでお金を付与できる。既存のお金ではトラブルの多かった一斉付与を簡単にできるのが、ビットコインの大きな強みだとホリエモンは説明している。

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 未来の話のようにも聞こえるマイナンバーによる電子通貨の一斉配信だが、そんなことはない。

 例えばモンゴルでは国民のソーシャルセキュリティナンバーからウォレットの配布を計画しているのだとか。年齢を判断して国庫から送金するだけだから、インフラコストはほぼゼロで、送金コストは一切かからない。 

 実施のためのコストや不正受給が問題視されるベーシックインカムだが、それを解消する大きな手助けになるのがビットコインだ。最新のテクノロジーのおかげで、これまでリスクもあった施策が可能になるケースはこれからたくさん増えていきそうだ。

 ホリエモンがビットコインの利点について語った『堀江貴文のQ&A「ビットコインでベーシックインカム!?」〜vol.918〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!


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