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ホリエモン「マッチングサービスなんて、今更作らなくて良くない?」厳しいコメントの理由

野口直希

2017/12/05(最終更新日:2017/12/05)


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ホリエモン「マッチングサービスなんて、今更作らなくて良くない?」厳しいコメントの理由 1番目の画像

 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。

 『堀江貴文のQ&A「既存のサービスを上手く使え!?」〜vol.909〜』では、ホリエモンが新たなサービスを作りたいという質問に厳しくコメントした。

 今回取り上げたのは、「アマチュア演奏家のためのホームページ製作、演奏会メンバーを集めるマッチングサービス、演奏家を呼びたい個人や企業とのマッチングサービスを作ろうと思っています。まずは知人からサービスを使ってもらって輪を広げたいです。こうしたサービスはwixのようなページ作成サービスで作れるのでしょうか」という質問。

ホリエモン「Facebookでやれば?」

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 ホリエモンは「というか、それってFacebookのグループ機能で十分だと思う。既存の登録者数も多いし」と回答。

 演奏会をするためのメンバーを集めたいアマチュア演奏家同士や、演奏家を呼びたい人と演奏家の間でのマッチングサービスを手がけようとする質問者。作成のために必要な知識やサービスを尋ねたが、ホリエモンはそもそもサービスを新たに作る必要はないと答えた。

 一昔前から乱立しているマッチングサービス。特に今回の音楽のような周りには同好の士がいないような趣味の場合、自身が誰かとつながりたいと思っていることもあって立ち上げようとする人が多い。もちろん自分が欲しいものを作るのは重要だが、こうした場合はしばしば市場で需要があるかどうかという観点が抜けてしまうのだ。

 今回の質問者もまさにその例。「Facebookで十分じゃん」というホリエモンの言葉が示すように、SNSでグループを作って呼びかければ事足りるのだから、新たにサービスを作っても成り立つ確率はあまり高くないだろう。

アーティストサイトもFacebookで十分?

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 日本で普及しだしてから10年も経っていないにも関わらず、いまや登録するのが当たり前なほどになったFacebook。誰もが登録しているのだから、大半のコミュニティサイトの代わりになるというのがホリエモンの考えだ。

 例えば、今回のゲストで八王子市観光大使でもあるバンドのフラチナリズムは、アーティストファンクラブをFacebook上で運営している。地域ごとにグループを設定してそれぞれに合った情報や動画を流すなど、かなり有効に活用しているようだ。

 また、ホリエモンチャンネルアシスタントの寺田有希氏も、最新の情報はブログではなくFacebookに掲載しているという。Facebookページはほぼ毎日更新で、ファンならここをチェックすることで最新の情報を発見できる。

 つまり、これまでサイトやサービスをつくってやっていた作業が、Facebook内で完結できるようになったのだ。

 今回の質問についても、「FacebookでやればOKだからサービスを作る必要はないよ」とホリエモン。これまでホームページの知識ないとできなかったようなことが、現代ではFacebookで簡単に実行できるようになっているのだ。

 ホリエモンがFacebookについて語った『堀江貴文のQ&A「既存のサービスを上手く使え!?」〜vol.909〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!


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