手持ちの服が少なくとも、+1アイテムで着こなしパターンが増加!
少し肌寒くなってきた秋。ジャケット一枚ではどこか心もとない日のビズスタイルは、インナーを加えるだけで、いつもの着こなしを新鮮に見せられる。
JAMIESON'S for UNITED ARROWS:ジャミーソンズのフェアアイル柄ベスト
Recommend:フェアアイル柄をビジネスに
「フェアアイルニットは一般的に多色使いのものが多く、どうしてもカントリー感が強く出てしまいがち。ユナイテッドアローズでは、これを都会的に見えるよう配色別注しています。
こんなふうにモノトーン配色になるとスッキリした印象に見えるので、ビジネススタイルにも十分取り入れていただけると思います。タイの色も黒にすれば、より引き締まりますね」(ユナイテッドアローズ プレス 宮本哲明さん)
TAGLIATORE:タリアトーレのダブルジレ
Recommend:狭いVゾーンが有効活用できます
「ダブルジレは生地の重なりが大きく、Vゾーンが小さくなるのが特徴です。そのため色柄が多彩なタイでも、いやらしく見えることがありません。
今季のブリティッシュトレンドに合わせて、普段はしないような派手めのタイも難なく取り入れることができるんです。
その際ジレが悪目立ちしないよう、その他のアイテムと素材感や色味を揃えるなどして馴染ませるとよいと思います」(バーニーズ ニューヨーク メンズPR 新井慶太さん)
TURNBULL & ASSER:ターンブル&アッサーのVネックニット
Recommend:現代のJ.ボンド的英国紳士に
「スリーピースやプリーツパンツなど、英国クラシック回帰がトレンドですが、実際のロンドン紳士のスタイルは皆さんが思うような昔のイメージよりずっとミニマムで都会的です。
スリーピースでは真面目過ぎると感じる方やスーツでキメ過ぎたくない方は、ニットを挟むことで印象が和らぎます。グレーのワントーンコーデはジェームズ・ボンドのようなスマートを感じさせますね」(ヴァルカナイズ・ロンドン PR 井上雅士さん)
CRUCIANI:クルチアーニのカーディガン
Recommend:微寒な秋の日に最適です
「コートを着るほどではない秋の肌寒い日、カーディガンをジャケットに合わせると防寒着として役立ちます。
カラーリングはスーツとトーン・オン・トーンでまとめるのがポイント。同系色だとスリーピース風に上品なうえ、布帛素材のベストより少しリラックスした印象に着こなせます。
ジャケットを脱いでもサマになるので、私も海外出張の際はこのスタイルを多用しています」(ストラスブルゴ PR 杵淵元樹さん)
撮影/若林武志 スタイリング/武内雅英(CODE) 文/池田保行(04)
※表示価格は税抜き
参考記事:新鮮ビズスタイルは“インナー挿し”で簡単に作れる!【今月のMUST BUY】
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