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【Houzz】新生活の最初のステップ、新居の物件探しと内見のポイント

Houzz

2018/04/20(最終更新日:2018/04/20)


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築80年の戸建て暮らしを4年間楽しんできたのですが、大家さんの事情が変わり、ある日突然終止符を打つことになりました。退去までの時間がないなかで、大急ぎの物件探しがスタートしました。物件探しで大切なのは「どんな部屋に住みたいか、どんな部屋にしたいかを明確にしておくこと」といわれます。でも、最終的な決断は、条件よりも直感を信じることだったりもします。

春の新生活に向けて、物件探しをする人も多いはず。私の実際の経験をもとに物件探しのポイントをまとめてみました。参考になればうれしいです。

物件探しから内見までの流れ

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物件を探すとき、初めに決めるのはおそらく「住むエリア」。職場や学校までのアクセス、好きな街や沿線など、自分なりの住みやすさを考えて決めます。私の場合は「◎◎駅から◎◎駅まで」と設定して、そのなかで条件に合う物件を探すことにしました。

14年住んだ町を離れ、気になっていたもののよくは知らないエリアに引っ越すことを決めたので、町のことも不動産屋のことも、予備知識はほとんどありません。そのため、まずは賃貸情報サイトで情報収集をしました。駅名と賃料上限、条件の詳細を入れて検索すると、たくさんの空室情報が出てきます。そのなかで気になった物件の内見申し込みをすると、担当の不動産屋から連絡がくるシステム。その際、ほかにもおすすめの物件も紹介してくれます。私は2カ所の不動産屋にアポイントを入れ、内見をしながら対応のよかった不動産屋に絞りました。不動産屋との相性も大切です。

ペット可の物件は条件や備考欄を要確認

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ペットを飼っている人、これから飼いたいと思っている人も多いと思いますが、賃貸でペット可物件を探すのは苦労するものです。最近は、ペットのためにデザインされたマンションなども人気があるようですが、まだまだ少ないのが現状です。

また、ペット可の賃貸物件の場合、敷金が1ヶ月上乗せされたり、クリーニング代を別で請求されることがあるため、事前に細かく条件を確認しましょう。

内見は1日3件までにする

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内見には体力も精神力も使います。そのため、内見は1日3件程度までにするのがいいでしょう。不動産屋とのやりとりも結構疲れますし、一気に見れば見るほど、その物件がいいか悪いかの判断がつかなくなります。

内見に持っていくべきマストアイテム
・バインダー:物件情報の用紙を挟み、メモを取るときに便利。
・メジャー:部屋のあちこちを計測するための必須アイテム。
・筆記用具:サイズをメモしたり、気になったことを書くときに。ノートには、部屋に置く予定の家具や家電のサイズをメモして持っていきましょう。
・カメラ:携帯電話のカメラでもOK。部屋のあらゆる場所を撮っておくと、後から見返すときに役立ちます。




間取り図に書かれていないところをチェックする

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「物件情報と間取り図は、一見にしかず」と心得ましょう。間取り図ではよく見えても、実際に見たらぴんとこない、ということはよくあります。南向きなのに暗い、隣の建物が近い、収納が思ったよりも狭い、匂いが気になるなど、紙に書かれていないところをしっかりとチェック。

頭のなかで家具の配置を考える

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内見するときは、部屋に物が何もない状態なので、実際に住むときより広く感じます。目測で失敗しないように、メモした家具のサイズを見ながら、置けるスペースがあるか、どこに置いたらいいかを考えながらチェックしましょう。

私の場合は、大きな冷蔵庫を運ぶつもりがあったので、搬入できるかどうか、キッチンに置けるかどうかも大事なポイントでした。大きな家具や家電がある人は、玄関のドアや廊下、通路などの搬入経路も忘れずに測っておきましょう。

照明のスイッチやコンセントの位置を間取り図に書き込む

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引っ越しをするたび、「ここにコンセントがあったら!」と思ったことは数知れず。そのため、内見の際にコンセントの位置と数をメモするようになりました。家具や家電の配置に関わってくる大事なポイントです。

同様に、テレビのケーブルや電話線、照明のスイッチの位置もチェックしましょう。古い物件の場合、天井照明がプルスイッチ式(ひもを引っぱるタイプ)なのか、壁スイッチ式なのかを見ておくのも忘れずに。好きな照明に付け替えるとき、これを間違えていると悲しいことになります。




譲れない条件と妥協できる点をリストにする

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住みたい部屋の条件は人それぞれですが、私の場合は陽当たりと広さ、冷蔵庫が置けるかどうかを重視して探しました。会社勤めではないため、駅からの距離にはこだわらなかったので、条件に合う物件は多かったように思います。このように、絶対に譲れない条件をリストにしておけば、あとはポイント制にできます。条件を満たしたうえで、ほかにどれだけよい点があるかどうか。ドラッグストアやスーパー、コンビニが近いなど、生活のしやすさもポイントになります。

物件が多い時期と少ない時期

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物件の入れ替えが激しいのは、3月と9月あたりと言われています。新入学や新入社、転勤のため、物件も増えますが、探す人も増えます。この時期に物件探しをすると「もう少し待てばもっといい物件が出てくるかも」と迷いが生じ、その間に気になった物件がなくなることも。「ここだ!」と思ったら早めに決断しましょう。

迷ったときは自分の直感を信じる

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私の場合は結局、9件ほど物件を見て、新居を決めました。最終的に決め手になったのは「第一印象」でした。実は物件探しをしている間、なかなかいい物件に出会えず「もう自分が気に入る物件なんて存在しないんじゃないか」と何度もへこたれました。今回の場合は自分の意志からの引っ越しではなかったので、余計に大変でした。それでも、住みたいと思える物件が見つかったので、よかったです。住むうちに気になるところは出てくるかもしれませんが、居心地のいい空間づくりは自分の工夫次第。今は部屋をどんなインテリアにするかを考えてワクワクしています。

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記事提供:Houzz(ハウズ)

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