ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。
『堀江貴文のQ&A「民進党改革!?」〜vol.897〜』では、ホリエモンが日本の野党について厳しい意見。
今回取り上げたのは、「自ら支持率を下げている民進党を、堀江さんならどのような施策をして支持率を上げようと考えますか?新しい政策を発表しますか?
それとも他党の政策に対して的確ないちゃもんをつけますか? マーケティング視点でお答えいただくと嬉しいです」という質問。(2017年8月の質問)
ホリエモン「先進的な政策を打ち出しまくればいいんだよ!」
ホリエモンは「自民党が追いつけないくらい、先進的な政策を打ち出しまくる」と回答。
民進党をどのように改革するかを尋ねた質問に対して、自民党が追いつけないくらいの政策を出すという正攻法なプランを出したホリエモン。とはいえ彼は、「民進党って面白いよね」とそのあり方自体に興味を持っている。
今回のゲストで日本維新の会代表の松井一郎氏もいうように、民進党の前身となる民主党は自民党に対抗するために生まれた政党だが、それは裏を返せば自分たちで実現したい目標がないということ。
政党には政治信条、理念、政策の3つが大切だといわれるが、だとすれば具体的な理念がない民進党はそもそも政党として特異なあり方をしている。
2017年に入り、旧民進党はますますその場その場の政治状況に流されている感があるが、その原因はそもそもの党の成り立ちにまで遡れるのかもしれない。
ホリエモン「民進党の役割は2009年で終わったのかもしれない」
一方、そんな民進党(旧民主党)にも政権を奪取した時代があった。2009年に第一政党となった鳩山由紀夫氏が率いる民主党だが、政権運営が長続きすることはなかった。
世間ではこれを「失敗」とみなす向きもあるが、ホリエモンはこの時期にも意味はあったと考えている。長年与党に居座っていた自民党に危機意識を与え、政治を行うための力を蓄えさせたからだ。
逆に言えば「民進党の役割はあれで終わったのかもね」とホリエモン。松井氏によれば現在の自民党は他の党の政策をきちんとチェックして良いところは参考にしてくるなど、政敵としても褒めざるを得ない手腕なのだという。
とはいえホリエモンは回答でも示しているように、打ち出す政策次第では自民党一強を変えることができると考えている。そのために必要なのは他者を引き摺り下ろそうとする表面的な施策でなく、国民の生活を考えた長期的な政策なのだろう。
ホリエモンが野党の意義について語った『堀江貴文のQ&A「民進党改革!?」〜vol.897〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!
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