ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。
『堀江貴文のQ&A「選択肢を増やす教育を!!」〜vol.892〜』では、ホリエモンが変化しつつある義務教育についての考えを披露。
今回取り上げたのは、「堀江さんに感化され、日々情報のシャワーを浴びている40代サラリーマンです。自分の思考が柔軟になるにつれ、自分の年齢以降のオヤジ共の情報不足から来る頭の硬さ/悪さと、そのオヤジ共が若者達へ取るパワハラ的態度に辟易しています。刑務所程ではないとは思いますが、日本の組織のほとんどは完全に軍隊奴隷化しています。
その大きな原因である小中高の軍隊養成奴隷学校など早く廃止され、無駄な通学も団体行動もなく自宅でネットで独学で学ぶか否かを選べる時代がもう直ぐ来るとは思うのです。
堀江さんは教育システムの改善などに着手されるお気持ちはありますか。以前出馬された時には、旧い教育制度の改革に関する想いもあったのでしょうか」という質問。
ホリエモンの教育論
ホリエモンは「別に思いとかはないけど、アホなことをやっているな〜とは思っていて『HIU』を作ったり『スタディサプリ』と提携したり、『すべての教育は「洗脳」である』という本を出したりした。
あなたのいう教育システムの改善が世界的な制度改革そのものだとしたら、面倒くさいからやりたくない。提言は先述の通りしているよ」と回答。
現行の義務教育制度のあり方に疑問を感じ、ホリエモンに教育制度の改革に臨む意思があるかを尋ねた今回の質問。回答にもある通り、ホリエモンは政治的な提言こそ行なっていないものの、様々な方面から自分なりの教育にコミットしている。
例えばホリモンのオンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」は、意見交換のプラットフォームと魅力的な人物やイベントに接する機会を提供することで、各人の学びをバックアップしている。
また、彼が提携するサービス「スタディアプリ」は有名講師の授業をスマホで受けることができるため、塾などに比べ低予算で質の高いを学習が可能だ。
加えて、『全ての教育は「洗脳」である』では彼なりの教育観や、これからのあるべき教育についても語っている。あまり目立ちはしないかもしれないが、実はホリエモンは教育についてかなり積極的に意見を発信しているのだ。
ホリエモン「別に学校法人はなくてもいいと思うんだよね」
質問者が現行の教育に不満を募らせる一方で、教育も変わってきていると考えるのは今回のゲストで日本維新の会代表の松井一郎氏だ。
例えば大阪府で株式会社が通信制の学校を建てるようになった特区ができたことを挙げ、新たな選択肢が増えてきていることを示唆している。
一方、「僕はもう少し先のことを考えている」と語るホリエモン。彼の主張は、そもそも教育には学校法人がいらないというものだ。
「スタディサプリ」など、近年ではネット上だけでも優秀な学習コンテンツを得ることができるため、自頭の良い子供ならそれだけでどんどん勉強を進めることができる。
もちろん学校のような組織が一切なくなることはないだろうが、学校教育の原型ともいわれる寺子屋は完全な私塾だ。建てたい人が私塾のような形で教育機関を作り、通いたい子供がそこに通うだけでも構わないというのが彼の意見だろう。
教育制度も変化を迫られるのは間違いない。多様なサービスの登場で、理想の教育を巡る議論はこれから更に加速するはずだ。
ホリエモンが自身の教育論を語った『堀江貴文のQ&A「選択肢を増やす教育を!!」〜vol.892〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!
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