ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。
『堀江貴文のQ&A「好みを見極めろ!?」〜vol.890〜』では、ホリエモンが漫画関係者なら知っている意外なビジネスについて話した。
今回取り上げたのは、「最近、知人からの紹介で、会社の会長の半生を漫画にする仕事を受注しました(約200pで時々アシスタントさんに来てもらっています)。面白いので、今後も引き続き継続して仕事を広げたいです。
まずはブログで、まめに漫画を載せることを考えています。まずは身近な知り合いや会社からスタートしていこうと考えてこれから営業していく予定です。ちなみに、今まで漫画本を幾つか出されていますが、ホリエモンが漫画を依頼するときにはどのようなところが決め手ですか?」という質問。
意外とニーズがある「人生の漫画化」!
ホリエモンは「そりゃ、絵が上手くて僕の考えを忠実に再現できたり、もっとそれをブラッシュアップできるセンスがあったりする人と仕事したいよね」と回答。
知り合いの会社社長の半生を漫画化したことをきっかけに、漫画を描くことで収入を得ることにした質問者。ホリエモンに漫画を依頼する際に頼みたくなる人の条件を尋ねた。
質問者が描く漫画の内容は、社長の半生という一見変わったテーマ。
しかし、今回のゲストで『東京タラレバ娘』『海月姫』などで有名な漫画家の東村アキコ氏は、「私もこれまで100回くらい頼まれたことがある!」と告白した。
社長を務めている人にもなるとある程度波乱万丈な人生を歩んでいる人が多く、どうやらかなりの人が作品(漫画)化への憧れがあるらしい。もちろん漫画家と話す際の社交辞令なのかもしれないが、東村氏は特におじさん層からそんなお願いをされるのだとか。
「色んな絵柄を描けるようにした方がいいよ!」
実はこうした需要はすでに世間的にもキャッチアップされており、すでに人生の漫画化を請け負う制作会社まで存在している。
どうやら自分の人生を漫画にしたいという欲望は、決してマイナーなものではないらしい。
そんな話をしているうちに、東村氏から質問者に現実的なアドバイスが。人生を漫画にしてもらいたい人がある程度いてそれらを相手にビジネスをするということは、複数人の要望に答えなければならないということ。
そんな時に備えて有効なのは、「いろんな絵柄を描けるようにしておいた方がいいよ!」と東村氏は語る。
例えば萌え絵のようなテイストで描いて欲しい人から少女漫画風のタッチが希望の女性まで、注文の際にはそれぞれの趣味に応じた作画の要請がなされるはずだからだ。
おそらく大事なのは『サラリーマン島耕作』のような、50〜60代にも違和感なく映るような画風を押さえておくことだ。
クライアントの注文に合わせて漫画を描くためには、それに特化したスキルを身につける必要がある。ホリエモンが回答で示した再現性やブラッシュアップのセンスに加え、様々な絵柄への対応も求められそう。
ホリエモンが人生の漫画化ビジネスについて語った『堀江貴文のQ&A「好みを見極めろ!?」〜vol.890〜』。
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