こんにちは、ライターのチャンワタシです。
ブログやエッセイを書いたり、バーやカフェの運営に首をつっこんだりと、楽しいことを飯にして生きています。
突然ですが、みなさんは「良いな・面白いな」と思う記事(ブログやニュース記事を含む)を見た時、TwitterやFacebookなどのSNS上でシェアしていますか?
ブックマークを付けたり、いいねを付けたり、リツイートをしたり、引用したり……タイムラインを眺めても反応は人それぞれです。
私は以前まで、好きだと思った記事でもあまりシェアしたことがありませんでした。読んで感じたことは自分の中で消化していく。みんなそれぞれ良いと思う記事は違うだろうし、特に自分は拡散力のある人間でもないので、シェアすることの意味をあまり見出せなかったんです。
ところが、最近意識的にシェアするようになり、自分の中で一つ発見がありました。今回はそのことについてお話ししたいと思います。
シェアするきっかけは「発信癖」をつけたい!と思ったこと
そもそも、私がTwitter上で好きな記事をシェアするようになったのは以下の理由からでした。
- 「発信癖」を付けたい
- Twitterを使いたいけど、なにを書いていいか分からない
- 記事を書いた人に感想を届けたい!
みなさんは「発信癖」をつけているでしょうか。自分の思ったことや感じたことを自分の中だけに留めず、積極的に外に向けて発言する癖をつける、これが「発信癖」です。方法はブログでもSNSでも構いません。
インターネットを見渡してみると、羨ましいほどにすいすいと自分の考えを発信している人がいます。ブロガーやライター、起業家やアーティスト……職種はさまざまですが、彼ら・彼女らは日常的に言葉を発することに慣れているように見えます。また、そういう人の影響力は凄まじいですよね。
誰かに興味を持ってもらうには、まず「私はこういうことを考えています」と伝えなければいけません。私はそれがうまく出来ていないと反省し、どうすれば改善できるかと考えました。
そこでまず思いついたのが、積極的にTwitterを使ってみよう! ということ。でもいざ書こうとすると、何を書いていいかさっぱり分からない。名言も思いつかないし、これといって、人様に面白がってもらえるようなTwitter映えするハプニングも残念ながら起こりません。
他の人はどんなことを呟いているかな? と思った時に目についたのが、好きな記事やニュースをシェアし、自分なりの簡単な感想を添えているものでした。これなら私にもできるぞ!
気に入ったものは感想を添えて積極的にシェアする
それからシェアする目的で1日に多くの記事を様々なメディア(とブログ)へ読みに行くようにしました。1日およそ数十〜数百記事。そしてその中から好きだな、と思ったものをTwitterでシェアします。
シェアの仕方については人それぞれだと思うので割愛しますが、私はその記事の気になった箇所を引用したり、内容を大まかにまとめてみたり、簡単な感想を添えています。
喋りたがりなので、自分の感想を載せていることが多いですね。読んだ記事の雰囲気でなんとなく自分の言葉選びも変わったりして、後から読み返しても面白いです。
Twitterでシェアすることのメリット
このようにシェアするようになって良かったことは、
- 1日に読む記事数が大幅に増え、文章や構成づくりの勉強になった
- 文章をまとめる練習になった
- 自分と向き合う機会ができた
- 知識を自分のものにしやすい
- ツイート数が増えた
- 記事執筆者に名前を覚えてもらえるきっかけになった
まずは、単純にこれまでの自分では想像できない量の文章を読むようになったので、文章を書く上でとても勉強になっているということ。
「こんな文章を書いてみたい!」「次はこんな構成でやってみよう!」と、やる気が湧いて仕事やブログのモチベーションに繋がっています。
そしてなにより、文章をまとめる練習になっていること。Twitterは1ツイートにつき、140字以内に納めなければいけないので、自然と言葉を言い換えて短く伝えられるように工夫します。繰り返し行うことで、言いたいことを端的にまとめることが以前より苦ではなくなりました。
長い文章を書ける人が、短い文章も書けるようになれば最強だなと思います。また、その逆も然り。Twitter発のライターさんや作家さんが次々と生まれていますが、あれはとても理にかなっていると思うのです。
たった140字の中に必要な情報をいかに盛り込むか。これを日常的に繰り返し行っている人の書く文章が面白くないわけがないだろ! と個人的に思ったりします。(個人的に、です)
アウトプットを意識したインプットをすること
さらに、記事を読んでいる段階で「ここを抜粋しよう!」と思ったり「この記事の言いたいことはなに?」「これを読んで自分はどう思った?」これらを無意識に考えられるようになりました。得た情報をちゃんと咀嚼すると、知識をより自分のものにすることができます。
アウトプットを意識したインプットは、これは読んでこれは読まない、という情報の取捨選択をすることでもあります。だらだらと読み進めることもないので、時間も無駄になりません。
そして、これは“棚ぼた”ですが、こうして気に入った記事をシェアしていくと、記事を執筆した方に名前を覚えてもらえることがあります。
書いた人に感想が届くのはとても嬉しいし、執筆者にも喜んでもらえるというWinWinな関係。私はシェアきっかけで、好きなライターさんや編集者の方にフォローしていただいたこともありました。執筆者にとって、書いた記事に反応が貰えることがなによりもモチベーションに繋がるので、記事をシェアすることに損はどこにもないのです。
シェアする時に参考にしたい記事・ツイート
Twitterでシェアするにあたって、より人の目に留まる書き方があるようです。私はまだこれに関してはうまくないので、参考になる記事やツイートをご紹介しますね。
こちらはPR力がずば抜けているライター塩谷舞さん(@ciotan)のツイートです。
同じく塩谷舞さんの記事。こちらはメディアでの発信者向けですが、上記のツイートについても触れています。
■WEBメディアでの情報発信をする前に、気をつけるべき26のポイント
こちらはWebメディア編集者の平野太一さん(@yriica)の記事。タイトル通り、話題になっているツイートを分析してあり、シェアする時にも参考になります。
こちらはブログ運営が上手なプロ無職るってぃさん(@rutty07z)の記事。フォロワーの増やし方についてまとめられていますが、シェア方法も詳しく書いてあります。
■1週間で1000人増!Twitterのフォロワーを増やすためにやった16のこと【完全保存版】
Facebookなど他のSNSでシェアする時も、人と共有するという面では基本的なロジックは同じだと思います。(拡散するという点では工夫の仕方は違うようですが)
映画や本の感想でもOK!
以前は面白い! と感じたものも、自分の中でその感想を消化して終わっていました。今はすべてツイートするようにしているので得た情報に対してより深く考え、吐き出すというサイクルが日に日に出来上がってきているような感じがします。なにより記事をたくさん読むことが本当に楽しいんですよね。
記事だけではなく、映画や漫画、本、絵、なんでもいいから見たものから生まれた感想を発信するべきだと思います。周りの人と共有する楽しさはもちろんのこと、自分がなにを考えているか、どういうものが好きだと感じるのかが分かってとても面白い。自分自身を知るきっかけになるかもしれません。
「ツイートする機会を増やしたかったから」という単純な理由で始めたことですが、今では生活の一部となり、結果としてブログや記事を書くときにも多いに役立っています。ぜひみなさんも、良いなと思ったものをSNSを使って積極的にシェアしてみてくださいね。
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