ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。
『堀江貴文のQ&A「目的が違う!?」〜vol.882〜』では、ホリエモンが若者離れが叫ばれるゴルフの新たな活路について話した。
今回取り上げたのは、「私は都内でゴルフのティーチングプロ、ツアープロのキャディ、トレーナーをしてしています。ゴルフ業界はかなり厳しい状態ですが、都内でレッスンスクールを開きたいと思っています。
若い人にゴルフを始めてもらえるようなスクールにしたいと思っていますが、ゴルフ場に行くとほぼシニア層しかいなくなっている現実があります。
そこで若い人達にやらない理由を聞くと、値段が高くて時間がないという声を聞きます。そこで24時間営業で薄利多売のレッスンスクールを開くのか、年配や意識高い系の人達をターゲットにした健康とゴルフを合わせたスクールを考えているのですが……なかなかまとまりません。
堀江さんならどこをターゲットにしますか? そもそも個人がゴルフスクールを開くことすら今の時代とはあっていないのでしょうか」という質問。
ホリエモン「ライザップゴルフは成功しているよね」
ホリエモンは「そんなことないよ。『ライザップゴルフ』だって最近始まったけど、ライザップのメソッドを使いつつ成果を明確に提示する戦略をとっている。だから、やり方次第かと」と回答。
都内にゴルフスクールを開きたいと考えているものの、ゴルフの若者離れへの対策が思いつかないという質問者。
とはいえホリエモンの回答にもある通り、最近でもライザップゴルフなどゴルフ関連のビジネスで成功例がないわけではない。
今回のゲストでセブ島でのオンライン留学が強みの「QQEnglish」を提供する株式会社QQEnglish代表取締役の藤岡頼光氏は、趣味であるバイクとゴルフの意外な共通点を披露。それは、どちらもある意味では携帯電話が競合市場だということだ。
昔は当たり前だったバイクを組むためのローンやゴルフを回るための費用一式を、いまの若者はケータイの月額料金に使っている。
これらの市場を活性化させるためには、要はケータイを超える面白さを提供しなければならないということだ。
ホリエモン「ラスベガスの豪華な打ちっ放し知ってる?」
ホリエモンチャンネルアシスタントの寺田有希氏はテレビや最近の印象から、以前のように車を借りてゴルフ場を回るのではなく、なんとなく軽くゴルフをやるのを楽しんでいる印象を受けるという。
たしかに、近年増えてきているゴルフバーや打ちっ放しの需要はこれで説明できる。
ホリエモンによれば、ラスベガスにはグリーンインするとかなり華美な演出が施される打ちっ放しがあるという。「Topgolf」では綺麗な打ちっ放しに合わせて食事なども楽しめるのだ。
他にも寺田氏は、例えばイケメン講師目当てにゴルフスクールに行くなどの話を耳にすることもあるらしく、昔のようにコースをきちんと回るようなゴルフが若者にはウケていないのかもしれない。
代わりに、それ以前のちょっと打つだけといったゲーム以前のプレイが気軽なスポーツとして注目を集めている。
質問者はゴルフスクール開設を考えているためこの話を素直に適応できるかは微妙なところだが、昔のようなきちんとルールを把握して接待でゲームを丸々プレイするという前提を見直すのはアリかもしれない。
コミュニケーションや息抜きの一環として、カジュアルに楽しめるスポーツにはまだまだ可能性がありそうだ。
ホリエモンが近年のゴルフについて語った『堀江貴文のQ&A「目的が違う!?」〜vol.882〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!
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