ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。
『堀江貴文のQ&A「未来は想像できない!?」〜vol.879〜』では、ホリエモンがAIに仕事を奪われることを懸念する声に力強くアドバイス。
今回取り上げたのは、「日本語学校で外国人に日本語を教える先生をしております。年々グーグルやマイクロソフトの翻訳サービスのレベルが上がっており、語学屋の必要性が薄まりつつあると思います。
今後、語学屋として新たな付加価値をつけて魅力のあるサービスを提供するとしたら、どのようなものが考えられるでしょうか」という質問。
ホリエモン「語学にこだわる必要はないんじゃない?」
ホリエモンは「語学にこだわらなくてもいいのでは? 期間限定と割り切って、他のことをやったほうがいいよ!」と回答。
日本語学校の教師を務めるが、自動翻訳の発展で自分の仕事がなくならないか危惧する質問者。
語学関連での今後の付加価値の付け方を尋ねているが、ホリエモンは語学にこだわる必要はないと力強くアドバイスする。
「AIに仕事を奪われるのでは」という類の議論が交わされるようになって久しい。特に質問者は長年に渡って語学の専門家として頑張ってきたのだから、その恐怖もひとしおのはずだ。
とはいえ、ホリエモンもいうように自身の可能性を狭める必要はない。語学が得意だからといって、他のことで才能が見つからないという保証はないだろう。
無理に語学にしがみつく必要はなく、やれるところまで現職を続けてダメになったらその時興味を持っていることに手を出してみればいいのだ。
ホリエモン「iPhoneの普及だって2005年には誰も予想できなかったでしょ?」
とはいえ、それにつけても近年の翻訳の発展はめまぐるしい。最近は音声認識と自動翻訳の両方が凄まじい勢いで発展しており、例えば外国語でSkypeのビデオ通話をしていれば、リアルタイムで字幕がつくほど。
さらにこうした翻訳をホロレンズのディスプレイで確認することもでき、製品化こそまだなものの、もっと小型化したメガネ型のデバイスでもリアルタイム翻訳を体感できるようになりそうなのだとか。
こうした技術が実現すれば、海外との会議に戸惑う必要は全くなくなる。
もちろんこれらの実現がどれほど先になるのかはまだわからないが、ホリエモンは2005年頃に想定していた小型デバイスによって誰もがインターネットに接続する世界は、わずか2、3年後にiPhoneによって実現されてしまったと話す。今だって、どこかで同じようなデバイスが開発されている可能性は否定できないだろう。
今回のゲストでセブ島やフィリピンでのオンライン留学が強みの「QQEnglishu」を提供する株式会社QQ English代表取締役の藤岡頼光氏は、そんな時代だからこそリスクを取らずに語学を勉強する人に価値が出ると話すが、これも間違ってはいない。
結局のところ、未来はいつでも不確定。機械翻訳の一般化がいつになるのかはわからないが、結局のところ人はその中で価値あることをやり続けるしかないのだ。
ホリエモンが時代の変化について語った『堀江貴文のQ&A「未来は想像できない!?」〜vol.879〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!
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