ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。
『堀江貴文のQ&A「アプローチを変えてみる!?」〜vol.877〜』では、ホリエモンがオンラインでの認知症治療についてコメント。
今回取り上げたのは、「堀江さんも興味があると思いますが、認知症の予防・リハビリをビジネスにできないか考えています。
例えば、スカイプ英会話のようにオンラインで患者と認知症ケア専門士をつなげて各種のリハビリプログラムを提供、月額課金するなど。もっとこういう要素を取り入れた方が良いなど、アドバイスがあればお願いします」という質問。
オンライン英会話は認知症対策にも有効?
ホリエモンは「それでいいと思うよ」と回答。
認知症対策としてオンライン通話で患者と専門家をつなげるサービスを提案する今回の質問者。追加のアドバイスを求めるが、ホリエモンは現段階でもある程度需要があるため実行に移すことを勧めている。
一方、今回のゲストでセブ島やフィリピンでのオンライン留学が強みの「QQEnglishu」を提供する株式会社QQEnglish代表取締役の藤岡頼光氏は新たな視点を提供。
データがあるわけではないのだが、オンライン英会話が認知症対策に役立っている気がすると話す。
効果を実感したのは、彼の母親の体験がきっかけ。QQEngllishを熱心にやっている藤岡氏の母親は(藤岡氏からは言いづらいが)英語の伸びはイマイチな一方で、かなりの高齢にもかかわらずボケがこないのだという。
ホリエモン「一捻り加えれば、すごい価値を生み出しそう」
たしかに、英会話など母国語ではない言語の勉強は脳の機能低下を食い止める働きがある。慣れない言語で、しかも知らない人と定期的にコミュニケーションをとるのは、認知症対策としてかなり有効そうだ。
また、これには脳機能低下の防止とはちょっと別の側面も。孤独死も懸念される老人にとっては、定期的に会話する相手がいるということもかなり大きな価値を持つ。仮に認知症をはじめとする病の兆候が現れたとしても、会話相手が気づいてくれれば早期治療が見込めるからだ。
近年は、話し相手欲しさに病院に行く老人も少なくないといわれるほど。オンライン英会話がこうした人たちの受け皿になるのであれば、老人向けのサービスとしてかなり高い価値を持つだろう。
老人に対するオンライン英会話のメリットとして考えられるのは、第二外国語学習によるボケ防止と、コミュニケーション自体だということ。
もちろん後者は質問者が提案するサービスでも提供されるが、「もう一捻り加えれば何か価値がありそう」とホリエモン。これらを踏まえてサービスを練り直せば、1粒で二度三度美味しいサービスになりそうだ。
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