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“嫌われ者”を自称する著名人の思考が丸わかり!『嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議』

Rikaco Miyazaki

2017/08/23(最終更新日:2017/08/23)


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“嫌われ者”を自称する著名人の思考が丸わかり!『嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議』 1番目の画像
出典:www.amazon.co.jp
 2013年に発売され、ドラマ化までされた『嫌われる勇気』。

 心理学界の三大巨匠の1人であるアルフレッド・アドラー氏の「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」という考え方を元にしたベストセラー書籍だ。

 対人関係を改善するための解決策は、多くのビジネスパーソンからの共感を得た。

 「嫌われること」を気にするビジネスパーソンが多い中で、「嫌われ者」を自称する4人の著名人が『嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議』をKindle限定でリリース。

 作家・はあちゅう、「まだ東京で消耗してるの?」でお馴染み高知県在住のイケダハヤト、幻冬舎のカリスマ編集者・箕輪厚介、株式会社サイバーエージェントのメディア「Spotlight」の編集長・渡辺将基——嫌われ者を自称するビジネスパーソンたちは、どんなコンテンツを生み出したのだろうか?

「同世代の交換日記」のようなコンテンツ

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 「友だちとの遊びを仕事にする」ことを理想の形でできたプロジェクトだ、と作家のはあちゅう氏が評する本書。

 このプロジェクトの始まりは、誰でも文章や画像、動画など様々な形式の作品を投稿できるサイト「note」にある。

 作ったコンテンツを売買することが可能なnoteの共同編集機能がリリースされた際、はあちゅう氏が一緒に仕事をしてみたかったイケダハヤト氏、箕輪氏に声掛けしたそうだ。

 箕輪氏が渡辺氏を誘ったことで、コンテンツを作る顔ぶれが揃った。

4人が「飲み会」で語り合うような感覚!

 いざプロジェクトがスタートすると、交換日記形式でどんどん進んでいったという。

 タイトルで「嫌われ者」を自称する4名が、まるで飲み会で語り合うかのような調子で完成したコンテンツ。

 肝心な内容は“リレー式コンテンツ”という字面どおり、4人のうちの1人が他のメンバーに質問をぶつけて回答して、また別の人が質問して……と、Q&Aが続いていくようなものになっている。

ビジネスパーソンも気になる「時間の使い方」

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 本書では、11個の質問を元に話が進んでいく。

 その中でもビジネスパーソンとして最も気になるのが、イケダハヤト氏の「みなさんの時間の使い方が知りたいです」という質問。

忙しくなりすぎるのは問題だと思っています。ハイパフォーマンスな人ほど「仕事人間」になりやすい法則があるじゃないですか。

出典:『嫌われ者たちのリレー式コンテンツ』より抜粋
 高知に移住してから、週末のスケジュールが空くようになったと話すイケダハヤト氏。

 忙しくなりすぎることを問題視する同氏の永遠の悩み「時間管理の方法」について、多方面な仕事をしている多忙な3名はどんな回答をするのだろうか。

『多動力』の編集を手がけた箕輪氏「今は修行期間だと割り切る」

 堀江貴文氏『多動力』、幻冬舎の代表取締役社長・見城徹氏『たった一人の熱狂』、ライブ動画配信サービス「SHOWROOM」を作り出した前田祐二氏『人生の勝算』など、多くのベストセラーを生み出した編集者の箕輪氏。

 同氏の忙しさは、メディア露出や書籍の出版スピードから見て一目瞭然である。

 そんな彼は仕事がググッと増えたことで色々と葛藤することもあったが、「修行期間」として割り切って、以下の2点を意識して仕事に取り組んだそうだ。

・本当に想いを持ってやれる仕事だけをする

・どんな仕事でも自分の色を出す

出典:『嫌われ者たちのリレー式コンテンツ』より抜粋
 時間の余裕がなく、思考する時間が十分に確保できなくても2つのことを意識しつつ、ひたすらに仕事に打ち込んだ、と本書で述べている。

 箕輪氏の詳しい時間管理術の話については、ぜひ本書でチェックしてほしい。

時間的余裕を生み出す、はあちゅうの2つの心がけ

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 続いて回答したのは、はあちゅう氏。

 同氏は将来への投資の時間を生み出す、2つの心がけがあるという。

・即決する。全てのことはやりながら決める。

・書くこと以外で「時間的・場所的制約のある長期的なプロジェクトを入れない」

出典:『嫌われ者たちのリレー式コンテンツ』より抜粋
 「あとで返す」「あとで考える」ことが苦手と述べるはあちゅう氏は、時間的余裕を作るためにも“即決”を心がけているとのこと。

 制約の多い仕事は断るという心がけは、フリーランスなど基本受注した仕事を行う業態の人にとって重要な心がけだ。

 本書では、はあちゅう氏の多忙ぶりが伺えるような詳細な情報が載っている。

Spotlight編集長「東京で消耗しています」

 最後の回答者はニュース&エンタメメディアの「Spotlight」編集長の渡辺氏。

 4人のうち唯一のサラリーマンである渡辺氏は、1日のスケジュールの掲載している。

 一つのメディアの編集長として、家では良き父・夫として、毎日休むことなく動き続けているスケジュールは、まさに本人が記した「東京で消耗しています」という言葉通りだった。

多忙なビジネスパーソンの一助となる回答が盛りだくさん!

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 その他にも「飲み会の意味とは?」や「どこまで嫌われ者になれますか?」など、ネットでその名前を見かけない日はないという著名人たちの赤裸々な回答が読める本書。

 本書には、著者たちと同業界で働く人にとってはもちろん、仕事の多忙さに悩んでいるビジネスパーソンにとっても参考になる答えが書かれている。

 『嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議』は、Amazonの電子書籍サービス「Kindle」版限定で絶賛発売中。

 また、Amazonが提供している読み放題サービス「Kindleunlimited」の対象となっているので、サービスを利用している人はぜひ気軽にダウンロードしてみてほしい。

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