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ホリエモンが語るIoTの可能性。識字率が低い途上国の問題も解決できる?

野口直希

2017/08/27(最終更新日:2017/08/27)


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 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。

 『堀江貴文のQ&A「まだまだIoT!!」〜vol.875〜』では、ホリエモンが途上国の問題解決におけるIoTの可能性を次々に疲労。

 今回取り上げたのは、「日本では不自由を感じない水道ですが、世界をみたら、上下水道の未整備地区はまだまだたくさんあります。

 IoTを用いて上下水道の配水の最適化など水×IoTの分野は今後ますます広がるはずですが、どこから手を付けるべきでしょうか。スマートメーターでしょうか。海水の淡水化でしょうか。知見があればお教えください」という質問。

ホリエモン「ポータブルエコーはスマホでも代用できるようになるはず!」

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 ホリエモンは「なんでもいいけど、あなたが得意な分野から始めれば?」と回答。

 世界ではまだまだ未整備な場所も多い水道について、IoTでの改善案を求めた今回の質問。

 水×IoTは日本ではあまり話題にならないが、質問者も挙げるように海水の淡水化やメーターなど、事例はいくらでもある。
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 例えばホリエモンは、「漏水を検知するサービスはどう?」と提案。

 日本では見ないが、海外では夜中に聴診器のような装置を携えて水道管のメンテをする人がいるのだそう。エコーを装着して検査できるIoT仕様の自動車を発明できれば、こうした人の手間は一気になくなるはずだ。

 要はあらゆるソリューションに応用可能なのがIoT。既存のモノにデジタル要素を組み合わせるのだから適応可能性は無限大なのだから、ホリエモンも曖昧な回答をしたのだろう。

 有効なIoTを尋ねるより、自分の解決したい課題を決めてそのための手段として有効なIoTを考えた方がよさそうだ。

ホリエモン「胎内の赤ちゃんの音を聞くのにも使えるよね」

 今回のゲストでアフリカに置き薬を届ける医療支援団体NPO法人AfriMedicoの代表理事 町井恵理氏も、アフリカでの課題解決にIoTを導入したいと考えている。

 現地で過ごした彼女が感じるアフリカの大きな問題は、住民の識字率が低くメモを残せないこと。
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 日本ではなかなか実感できない識字率の大切さだが、たしかにみんながメモを読めるという前提がないとメモを残すことすらできない(自分が文字を書けても、周りが読めなければ残す意味もないだろう)。

 ここでホリエモンは太陽電池を用いた赤外線カメラで情報を残す装置を提案。文字での記録が無理でも、図や写真を残すことができればメモとしての役割は担えるはず。

 この場合の難点はサーバーに保存するためのデータ送信だが、ホリエモンは長い電波なら解決できると語る。

 一度ごとのデータはそこまで大きくないため、ネット設備が整っていないアフリカでもやりようがあるのだそうだ。

 このようにIoTの応用可能範囲は限りなく広い。デジタルとは無縁に思えるアフリカでも、もしかしたら数年後にはデジタルデバイスが当たり前のように使われているのかもしれない。
 
 ホリエモンがIoTについて語った『堀江貴文のQ&A「まだまだIoT!!」〜vol.875〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!


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