Twitterを創設したエヴァン・ウィリアムズ氏は、常に成功を収めているわけではない。彼はそれまで、多くの困難に直面した。
最初の起業は失敗に終わり、初めての成功であるBloggerでさえも、資金が底をつき、ほとんどウィリアムズ氏1人で運営することに。
そこから、Google社から買収されるという快挙を達成したのだ。その後Twitterで大成功をおさめることになる。
今回ウィリアムズ氏をインタビューしているのは、この動画を提供するNewCoを起業したジョン・バッテル氏。
このインタビューで、ウィリアムズ氏は20年前の自分自身にアドバイスをする。
20年前の自分に言えることは「自分を信じること」
ーー仮にBloggerを創設した時に戻れたとしよう。その時期に、今持っている知識を持っていたとして、20年前の自分にどんなアドバイスをしますか?
ウィリアムズ:困ったな。自分にとって1番大事な教訓はずっと「自分を信じろ」だね。顧みると、その点で1番失敗したと思う。
ーー例などはありますか?
ウィリアムズ:おっと。(20年前の自分に言いたいことは)実は2つあった。自分を信じるのと、人の声をちゃんと聴くこと。
人は重要だよ(笑)。人の感情は大事だ――理解をして、話しかけることがね。
でも、自分を信じることは、ほとんどのことで大事なんだ。
Bloggerではそこまでじゃなかったけどね。少数精鋭チームとしてほとんど自分1人でやっていたし(当時ウィリアムズ氏はほとんど1人で会社を運営)。Bloggerは板挟み状態になりかけていた。でも実際、上手く行ったのは、僕が進み続けていた時だしね。
ーー資金が底を尽きかけていたのにもかかわらず、進み続けていたのですよね?
ウィリアムズ:そうだ。Twitter社に関して言うと、多くの場合、会社を動かすこと――雇用や製品決定、ベンチャーキャピタルから追い出されたりと――に圧倒されていて、処理が追い付かなかった(笑)。あれで良かったのかって考えているうちに。
ーーわかります。私も経験しましたよ。
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