ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。
『堀江貴文のQ&A「もっと効率化するべき!?」〜vol.871〜』では、ホリエモンが病院での待ち時間をなくすためのアイデアを披露した。
今回取り上げたのは、「堀江さんがもし医師で開業されるとしたら、予防医学以外にどのような分野に力を入れますか?」という質問。
ホリエモン「クリニックの待ち時間をなくしたいかな」
ホリエモンは「分野というより、待ち時間や無駄な診断のないクリニックをやるかな」と回答。
予防医学にも携わるホリエモンだが、それ以外で医療に関わるとしたら待ち時間など、既存クリニックの無駄をなくすビジネスをやりたいと語る。
誰もが一度は外来で数時間も待たされた経験があるはずだが、ここまで常態化した現象であってもホリエモンは「なくすことができるはず」と断言している。
その切り札になるのが、AIや問診による医師にかかる以前の診断。この段階で実は9割以上の病気には対応できるのだとか。
現状では、薬局に行くだけで対処法がわかるような病気で病院を訪れる患者も少なくない。
こうした患者を事前にスクリーニングする仕組みが確立すれば、医師の負担も減るし、病院の待ち時間もかなり削減されるというわけだ。
ホリエモン「トリアージを一般外来にも取り入れたいよね」
以前ホリエモンは、腕に突然ひどい発疹ができて慌てて病院に行ったことがあったのだという。
不幸にもGWで当直医に間違った診断をされてしまったが、後日皮膚科に訪れたら抗生剤ですぐに治ったのだという。
ここからホリエモンが伝えたいのは、現職の医師であっても誤診することはあるということ。
彼らは自分の専門分野にこそ詳しいかもしれないが他については医師免許を持っている程度の保証しかないので、分野外の問診になれば間違ってしまうこともある。
そういう意味では、パターン学習を重ねたAIが症状や写真で病名を診断してくれた方が正確な場合もあるはず。
主に救急医療で行われる、優先度が高くかついま治療すれば命が助かる可能性の高い患者を見分けるための技術はトリアージと呼ばれるが、これを一般外来にも応用したいというのがホリエモンの意見だ。
外来の待ち時間、医師の長時間労働など医療の現場には是正しなければならない課題がたくさんある。そしてこれらは、いまある技術でもすでにかなり緩和が可能なのかもしれないのだ。
ホリエモンが病院の待ち時間削減法について語った『堀江貴文のQ&A「もっと効率化するべき!?」〜vol.871〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!
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