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ホリエモン「なぜ富良野に夏も観光客が集まるか知ってる?」観光資源がないという悩みは間違い?

野口直希

2017/08/19(最終更新日:2017/08/19)


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ホリエモン「なぜ富良野に夏も観光客が集まるか知ってる?」観光資源がないという悩みは間違い? 1番目の画像
 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。

 『堀江貴文のQ&A「有能なリーダーが必要!?」〜vol.867〜』では、ホリエモンが北海道に観光客が集まらない理由を尋ねる質問に、道内の見事な成功例を紹介した。

 今回取り上げたのは「以前、堀江さんは北海道は地の利を活かして、例えば外国人が集まっているニセコみたいな動きをすべきだけどそれができてないと言っていました。これは納得だし、私以外の道外出身者からも同じように意見を聞きます。

 たしかに九州や大阪京都は観光ビジネスが上手いように感じますが、北海道では中国人観光客は多いのにそこからお金を稼げていない気がします。これは北海道の『人』の問題なのでしょうか?

 ただ、ノボテルやシェラトンが撤退した事を考えるとここは外国人経営でも難しいとも感じます。堀江さんが『できていない』と仰った原因はどの辺にあるのでしょうか?」という質問。

ホリエモン「なぜ富良野に夏にも観光客が集まるか知ってる?」

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 ホリエモンは「北海道に限らず、ダメなところはどこもダメだよね。単に有能なリーダーがいないだけ。だから連れてくればいいのでは?」と回答。

 北海道は地の利を生かした商売をできていないというホリエモンの指摘に対して、北海道の人にビジネスセンスがないのかどうかを尋ねた今回の質問。

 商売の能力を地域差に還元するメリットは全くないため、仮に地元に秀でた人が見つからないのなら外部から引っ張って来ればいいというのがホリエモンの回答内容だ。
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 質問だけだと北海道の観光業全般に対して否定的に見えるホリエモンだが、高く評価している箇所もある。

 それが自身で訪れた際に満足度が高かったという富良野だ。日本屈指の雪質を誇ることから、富良野といえばバブル期に一世を風靡したスキーのイメージが強い人も多いはず。

 ところがバブル以降、富良野の観光客はウィンタースポーツの時期に加えて夏季にも高い数を叩き出しているという。一体、夏の富良野にはどんな魅力があるのか?

ホリエモン「富良野に夏も人が集まるようになったか知ってる?」

 夏の富良野に人が集まるのは、ラベンダー畑のおかげ。とはいえ、ラベンダー畑自体は昔から存在していたが、ある時期から人気が爆発したのだ。

 その原因は、大ヒットドラマ『北の国から』。同作の影響で、それまでいまいちパッとしなかったラベンダー畑に急激に脚光が集まったのだ。
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 こうした事例から、観光資源自体はどこにでもあると強調するホリエモン。資源がないから客が来ないのではなく、今ある資源を活かしきれていないのが問題なのだ。

 他にもホリエモンは、以前ホリエモンチャンネルにもゲストで登場した久住昌之氏に教えてもらった生姜ラーメンの魅力を力説。

 丼の下にたっぷり溜まった生姜を最後にかき混ぜるのがたまらない生姜ラーメンは、旭川で食べることができる。ホリエモンからすれば、スノーボードと生姜ラーメンのためだけでも旭川に行く価値があるのだとか。

 観光客を増やすのに必要なのは、その土地に行かなければできない体験。とはいえそのための観光資源は、おそらくどこにでも眠っている。それをいかに発掘して活かしきれるかどうかが観光地の成功/失敗の別れ目なのだ。

 ホリエモンが北海道の観光業について語った『堀江貴文のQ&A「有能なリーダーが必要!?」〜vol.867〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!


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