世間は旅行シーズンに突入! 海外旅行に行く人も多いと思う。
海外旅行に行って困る典型的なケースは、「道に迷ってしまったが、どう聞けばいいのかよくわからない」だろう。
スマホに翻訳アプリをDLしていたとしても、実際、人に「声をかける」行為からは逃れられない。
ここでは、そんな時に知っておきたいTravel Tipsをピックアップ。今回は「アメリカ(英語圏)で道に迷った時に使えるフレーズ」を紹介しよう。
アメリカ(英語圏)で道に迷ったときの注意事項
人に道を訪ねる時、まず重要になってくるのは「誰に」聞くかだ。
有名な街、特に観光地だと多くの人が行き交うだろう。その中には、様々な人がいる:現地のビジネスパーソンや観光客、家族連れ、学生など。
その人々の動きを見て、快く道を教えてくれそうな人を選びたい。
道を聞かない方がいい場合
当たり前だが、小走りで歩く人や明らかに不機嫌な人、忙しそうな人、正直柄が悪い人には、話しかけない方が賢明である。
特に女性1人の場合は、初対面なのにも関わらず「連れて行ってあげるよ(I can take you there.)」などと言われたら、極力「大丈夫です(I'm good./ Thank you, but I'm alright.など)」と断ろう。もちろん、親切な方もいるが海外旅行の際はトラブル回避のため念のために注意したい。
しかし「いえ、結構です(No, thank you.)」と知らない人に言うと、失礼になる場合もあるため気をつけよう。
補足になるが、夜のダウンタウンは危険なため、外出自体を控えた方がいい。そこで道を聞くために人に話しかけたりすると、思わぬトラブルに巻き込まれるかも。夜でなくても、危険な地域はあらかじめ調べておいて、避けたいところだ。
話しかけるときの丁寧な挨拶
普通の人は、いきなり道を聞かれても困る。日本でも、人に道を尋ねるときは「すみません」などと挨拶するのが通例。いきなり道を聞くのは、いくら観光客とは言えども失礼。
そのため、知らない人に道を尋ねるときは、なるべく丁寧に話しかけるといいだろう。以下がその例文である。
丁寧に話しかけるときに使える表現例
- Hello./Good afternoon, may I ask for help?(こんにちは。助けてくれませんでしょうか?)
- Excuse me, could you help me?(すみません、助けてくれませんか?)
これらを上手く活用すれば、相手も気持ち良く会話ができるはず。
そのため必ず、挨拶はしよう。
会話が一方通行にならないように注意!
多くの人は英語に慣れておらず、早口になってしまうかもしれない。
急いで相手に要件を伝えようとした結果、相手の返答を待たずに要件を一気に言ってしまうことも。
覚えておいてほしいのは、相手が人である以上「コミュニケーションを忘れてはいけない」と言うこと。
つまり、一気に要件や行きたい場所を聞く一方通行な会話ではなく、相手の返答を待とう。
上記の「丁寧に話しかけるときに使える表現例」に対して、このような返答が想定できる。
想定できる相手の返答:承諾の場合
- Yeah, sure/ Of course!(ええ。もちろんです!)
- Where do you want to go?(どちらに行きたいのでしょうか?)
想定できる相手の返答:却下の場合
- Sorry, I'm busy.(すみません。忙しいから)
- Sorry, I'm in a hurry.(すみません。急いでるから)
- Sorry, I'm a stranger here myself.(ごめんなさい。私もこの辺は初めてで)
却下された場合、妙に食い下がらず「ありがとうございます(Thank you.)」などと言って、別の人に聞こう。
丁寧な道の聞き方6パターン
相手が承諾してくれてやっと、道を聞こう。
以下が丁寧な聞き方の例文である。
道の聞き方
- Thank you!I want to go to~.(ありがとうございます!~に行きたいです)
- Thank you!I would like to go to~.(ありがとうございます!~に行きたいです)
- Great!How can I go to~.(よかった!~にはどう行けばよろしいでしょうか?)
-
Great!Where am I on this map? Where is ~?(よかった!私はこの地図上のどこにいるのでしょうか?~はどこですか?〈地図を持っている場合〉)
- Which (bus/subway line/street car)should I take to go to~?(ここに行くにはどの(バス/地下鉄/路面電車)を使えばいいのでしょうか?)
- I would like to go to ~. Is it far from here?(~に行きたいです。ここ(現在地)から遠いいですか?)
できるだけ元気に、丁寧な表現で聞こう。
また、日本人の発音に聞きなれていない人も多いため、ゆっくり話したり、スマホや地図を持って行ってわかりやすく説明するといい。
必ず感謝の意を伝えよう
もし「わかりません」と言われても、感謝を伝える必要がある。
道を教えて貰ったのであればなおさらだ。以下が感謝を伝えるフレーズなので参考にしてほしい。
感謝のフレーズ
- Thank you!(ありがとうございます!)
- Have a nice day!(よい1日を!)
- I appreciate your help!(助けてくれて、感謝します!)
- Thank you for your help!(助けてくれて、ありがとうございます!)
- OK. Thanks anyway!(わかりました。どちらにせよありがとうございます!〈相手が道をわからなかった場合/断られた場合に◎〉)
旅行に迷子はつきもの。もし迷子になっても、落ち着いて人に道を聞いてみよう。
焦らず、礼儀正しく道を聞ければ、不慣れな海外旅行も安心だ。
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