フィリップス エレクトロニクス ジャパン(以下フィリップス)は新製品発表会を8月3日に開催した。同発表会では、シェーバーと電動歯ブラシ「ソニッケアー」からそれぞれ新製品が発表された。
シェーバーでは、最上位機種「9000シリーズ」の新モデル「S8980/13」が、「ソニッケアー」では、アプリと連動する電動歯ブラシ「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート」などが発表された。
いずれの製品も、9月1日から販売が開始される。会場では実際の製品も展示されていたので、その様子も含めて紹介したい。
肌に密着して深剃りできてる「9000シリーズ S8980/13」
男性の読者は「何をいまさら」と思われるだろうが、シェーバーは「回転式」と「往復式」の2種類が主流とされている。
このなかで、フィリップスが取り扱っているのは、回転式のシェーバーだ。発表会では回転式にこだわる理由として、「人間の体に自然なアプローチができる」「変わらないスピード・パワーでのカットが可能」といった点が述べられた。
そんなフィリップスのシェバーから、新たに「9000シリーズ S8980/13」が発表された。「S8980/13」は、シェーバーの最上位機種「9000シリーズ」の新モデルだ。一番の魅力は、その価格だろう。
最上位機種は3万円台だが、「S8980/13」は2万円台だ。毎月のお小遣いでやりくりしているお父さんにはうれしいだろう。
価格が安いからといって、性能が劣っているわけではない。「S8980/13」は「ダブルV トラック刃」を搭載し、V字形状の刃がヒゲを最適な位置にガイドする仕組みだ。しっかりカットができるうえ、深剃りにも対応している。
また、「8方向輪郭検知テクノロジー」も搭載する。8方向に動くヘッドが、肌の輪郭に密着。少ないストロークでしっかりヒゲを剃れる。
価格については、「オープン価格です」と前置きがあったうえで、「2万2,800円(税別)を想定している」とアナウンスされた。決して安くはないが、お風呂での使用が可能だったり、インターフェースがわかりやすかったりと、コスパは良い製品に思えた。
「5000シリーズ」に日本オリジナルカラーが登場
スタンダードモデルの「5000シリーズ」には、日本オリジナルカラーが登場。発表会では、シルバーを全面に出すことで、「若々しく近未来的な印象」になったと述べられた。
「S5214/06」「S5215/06」は「5方向フレックスヘッド」を搭載。5方向に動くシェービングヘッドが顔に密着し、素早い深剃りが可能だ。
また、寝たヒゲもすくい上げられる「マルチプレシジョン刃」により、少ないストロークで確実なカットができる。
「S5072/06」「S5050/05」にも、前述の「5方向フレックスヘッド」が搭載されている。ただ、使用している刃は「コンフォートカット刃」と呼ばれるもの。丸みを帯びたヘッドがシェービングをサポートする仕様だ。
磨き残しをアプリで確認できる! 「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート」
同日の発表会では、電動歯ブラシ「ソニッケアー」の新製品も発表された。まずは「ソニッケアー」について少しおさらいしよう。
「ソニッケアー」は、約31000回/分の高速振動とブラシヘッドの振動で音波水流を発生する電動歯ブラシ。
この音波水流を使うことで、手磨きの約半分程度の力で、歯垢を除去できる。
「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート」は、今回発表された「ソニッケアー」の新製品のひとつだ。
最大の特徴は、アプリと連携して歯磨きの状態を確認できる点だろう。アプリ内では歯のイメージ画像が確認でき、すでに磨いた部分は白く表示される。これなら磨き残しの心配もないだろう。
また、ブラシを歯に強く押し当てる状態が続くと、「弱めてください」という注意が表示される。アプリが歯医者さんのように、正しい歯磨きをガイドしてくれるわけだ。
歯磨きを終えると、なんと歯磨きのレビューまで表示される。
「押し付けすぎ」「動かし過ぎ」といった“指導”を次回以降に生かしてみよう。
なお、「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート」には、用途別に4種類のブラシヘッドが付属している。特筆すべきは、ブラシヘッドセットすると、そのブラシヘッドに合ったモードが自動で設定される点だ。
「どのモードが合っているのかな~」と、自分で設定する手間を省ける。ちなみに、モード自体は自分で変えることもできるので、好みのモードを見つけるのも面白いだろう。
電動歯ブラシというと、白や蛍光色など、いかにも「歯医者さんっぽい」デザインのイメージがある。しかし、「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート」は、新色の「ルナーブルー」をはじめ、スタイリッシュなカラー・デザインのものが多い。
特にコップ型の充電器など、殺風景になりがちな洗面台をオシャレに彩ることも可能だろう。毎日の歯磨きを、効率的かつオシャレにきめたい人におすすめだ。
電動歯ブラシビギナーも使いやすい「ソニッケアー クリーンケア―」
「ソニッケアー クリーンケア―」は、電動歯ブラシ初心者でも使いやすいモデルだ。ボタンがひとつしかないので、迷うことなく操作できる。
なお、音波水流で歯垢を除去できる点は、ほかの「ソニッケアー」モデルと同じだ。
マウスウォッシュが使える「ソニッケアー エアーフロス ウルトラ」
「ソニッケアー エアーフロス ウルトラ」は、歯ブラシだけでは取り除けなかかった歯間の歯垢を、高性能ノズルでしっかり除去することができる。なお、水の替わりにマウスウォッシュを使用することも可能。
こちらの製品、なんと会場で実際に試すことができた。ノズルを見るとどうしても歯医者での治療を連想してしまったが、おそるおそるスイッチを入れると、歯にかかる圧がそれほど強くなかったのが印象的だった。歯磨きのあとのひと手間、といった感覚で使えるだろう。
ちなみに、「ソニッケアー」の開発自体は1992年に始まったそう。25年前と言えば、電動歯ブラシ(のようなもの)は歯医者さんで見かけるくらいだった。
アプリと連動して歯磨きの様子をレビューできたり、歯間の歯垢を「シュッ」と落とせたりと、こんなハイテクなものが市販品として手に取れる時代になったのかと、時の流れをひしひしと感じた発表会だった。
今回紹介した新製品について「でもお高いんでしょう?」とお思いのアナタ。「9000シリーズ S8980/13」と「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート」は現在キャッシュバックキャンペーンを行っていますよ!
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