ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。
『堀江貴文のQ&A「スマホ移行がチャンス!?」〜vol.856〜』では、ホリエモンが最近注目を集めるクライシファイド系サービスについて説明。
今回取り上げたのは、「埼玉にあるおばあちゃんの家の不要品を処分したいです。アナログテレビや、冷蔵庫、洗濯機、大量の本棚、タンスなどたくさんあって処分にもお金がかかるので、不要な物をほしがってくれそうな人を見つける安全なアプリやサイトを教えてください」という質問。
ホリエモン「不用品の売買ならメルカリやジモティーだろうね」
ホリエモンは、「メルカリとかジモティー」と回答。
祖母の家にある不用品を楽に処分するためのサービスを尋ねた今回の質問。質問文に「具体的に」とあることから、ホリエモンの回答もかなりシンプルだ。
ジモティーはまさに今回の質問にぴったりな、物を売りたい人と買いたい人をつなげる地域ごとの掲示板のようなWebサービス。
売買だけでなくイベントごとやスクール的な内容にも使うことができる。
ジモティーはそこまで新しいサービスではないが、今回のゲストで本のフリマアプリ「ブクマ」を運営する株式会社Labit代表取締役の鶴田浩之氏によれば最近結構伸びてきているのだとか。
その原因は、なんと人気フリマアプリのメルカリだというのだ。
ようやく形になりつつあるクラシファイド系サービス
アプリを経由した中古品の売買の敷居を圧倒的に下げたメルカリだが、さらにジモティーと密接に関わるのは同社が提供する「メルカリ アッテ」。
売買だけでなくちょっとした習い事や頼み事にまでサービスを拡大しており、まさに街の掲示板のアプリ版と言えるだろう。
「メルカリ アッテ」の登場で、日本ではなかなか定着しなかったクラシファイド系のサービスがカテゴリとして認知されるようになってきたというのが鶴田氏の考え。
クラシファイドとは地域や目的などで分類された広告を一覧できる形で掲載した広告媒体。古くから新聞やフリーペーパーなどが担ってきた機能が、Web上でも広く利用されるようになってきたのだ。
このように鋭い考察を披露する一方で、「今回の質問、あまりに答えが決まってるのでもしかして(メルカリやジモティーの)中の人が質問しているのでは?」とうがった発言をする鶴田氏。
「えぇ〜、やらしいなぁ」と笑うホリエモンだが、まだ26歳でこんなに頭の回転が早い鶴田氏は、さらにサービスを伸ばしていきそうだ。
ヤフオクが独占していたWebでのフリマモデルはメルカリなどの登場で徐々にアプリに移行しているが、まだまだ不完全だというのがホリエモンの見立て。
飛ぶ鳥を落とす勢いのメルカリですら、まだ規模としてはヤフオクの1/10程度なのだとか。鶴田氏が舵をとるブクマも、そんな新しいフリマアプリの1つ。アプリを使った中古市場はこれから数年でかなり盛り上がるはずだ。
ホリエモンが地域系アプリを語った『堀江貴文のQ&A「スマホ移行がチャンス!?」〜vol.856〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!
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