ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。
『堀江貴文のQ&A「ブームを巻き起こせ!?」〜vol.851〜』では、ホリエモンがマイナーなトレーニングを流行らせたいという質問者にブームを作るための考え方を伝授。
今回取り上げたのは、「アメリカの最新トレーニング機器を導入してプロスポーツ選手のパフォーマンス向上に役立てようとしていますが、ルーティンを変えたくないのか、まだシーズンが始まっていないからなのか思ったほど利用が進みません。
こちらから声をかけて体験してもらうと、みんな良いと言ってくれるのですが……。声の大きな主力選手や監督・コーチを味方につけるのがいいかと思いますが、他にできることはないでしょうか?」という質問。
ホリエモン「新トレーニングについての本を出してみたらどうかな」
ホリエモンは、「まあ地道に広げる努力以外だと、本を出すとかもいいかもよ」と回答。
プロスポーツ用の最新トレーニングを普及させる方法を尋ねた質問。実際に体験してもらうと評判はいいものの、なかなか爆発的に広まる機会がないのが悩みのタネなようだ。
たしかに、効率的なトレーニングに貪欲なスポーツ選手でも、慣れた方法を捨てて評判を聞かない方法に手を出すのはそう簡単ではないのかもしれない。
そこで話題は、今回のゲストで芸人としてのみならずマラソンランナーとしても有名な猫ひろし氏に。猫氏は一時期テレビなどでも話題になった加圧トレーニングを入念にやっているらしい。
加圧トレーニングはとは専用のベルトなどで圧力をかけることで血流を制限し、時間や負荷をあまりかけずに筋肉を鍛える手法。
プロのマラソン選手でもある猫氏が加圧トレーニングをオススメする理由とは?
加圧トレーニング最大のメリットは、怪我が少ないこと?
女優の杉本彩氏の紹介がブームの火付け役になったことからもわかるように、加圧トレーニングは女性に勧めやすい。
筋肉が付いていなくも小さい動きで力が出せるようになるため、細身な女性や体の小さい人でも効果が出やすいのだ。これが低身長の猫氏が気に入っている要因の1つでもある。
さらに加圧トレーニングはハードな運動が少ないため、トレーニング中に身体を壊してしまうリスクも少ない。
練習のしすぎによるトラブルが怖いマラソン選手にとって、これは大きなメリット。激しい運動なしで強い肉体を作ることができる加圧トレーニングは、老人向けのプログラムとして医療の現場で使われることもあるのだとか。
とはいえ、このようにたくさんメリットがある加圧トレーニングでさえも普及のきっかけになったのは芸能人の口コミなどによるイメージ的な側面が強い。
そこでホリエモンが質問者に勧めるのは、扱っているトレーニングについての本を出すこと。
書籍を手に取ることでトレーニングが認知される機会も増えるし、何より「本屋に名前が並んでいれば、権威づけされた感じがあるでしょ?」とホリエモン。
名前を聞いたこともないトレーニングに手を出すのは不安だが、本屋で目にしたことがあれば抵抗感なく始める人も出てくるかもしれない。
多様なメリットを持った新たなトレーニングは続々登場しているようだが、効果的だから必ずしも流行るとは限らない。
ホリエモンがいう権威づけに当たるような、「イメージとしての流通」をバカにすることはできないのだ。
ホリエモンがイメージとブームの関係について語った『堀江貴文のQ&A「ブームを巻き起こせ!?」〜vol.851〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!
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