ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。
『堀江貴文のQ&A「ホテル業界にイノベーションを起こせ！！」〜vol.843〜』では、Airbnbなどの登場でかなり不満点が目立つホテル業界の問題をホリエモンが指摘。
今回取り上げたのは、「ホテル暮らしをされてる堀江さんに質問ですが、ホテルというビジネスモデルは長いスパン（20年～30年）で見たときに今の仕組みから大きく変わることがあるのでしょうか？
また、こういうホテルがあったらおもしろいというアイデアがあれば教えてください！」という質問。
ホリエモン「今のホテルって本当に非効率だよね」
ホリエモンは、「ん？ Airbnbの登場でホテル業界に激震が走っているけど……」と回答。
ホテルというビジネスの仕組みが大きく変わる可能性について尋ねた今回の質問。
しかし、ホリエモンが回答しているようにAirbnbの登場で既存のホテル業界は現在進行形で大打撃を受けている。こうした点からも、ホテル業界が変革を迫られているのは明らかだろう。
海外に泊まることも多いホリエモンによれば、各地で需要を見込んでAirbnbのホストになっている人も少なくない。田舎でハイシーズンにホテルが足りなくなるのを見込んで、Airbnb用の設備を複数軒用意しておくのだ。
以前だったらこうした人がホテルを開いていたかもしれないと考えれば、宿泊業界は着実に変わってきている。
しかもこの物件はスマートロック完備ネット予約の時点でコードを受け取っているため、ホテルでいうところのチェックインも必要ない。
むしろホリエモンは「今のホテルは本当に非効率だから色々変えるべきだよね」と強く提言している。
ホリエモン「顧客マネジメントや管理システムを改善しないと！」
先ほどのAirbnbの例もそうだが、近年はエクスペディアなどを使えば宿泊料金も事前に払うことができるため、スタッフと一度もやりとりせずに宿泊を終えることも可能なはず。
外国語に自信がない人からすれば、こうした配慮はかなり魅力的なはずだ。
他にもホリエモンは連泊での清掃に苦言。
「宿泊客の動向なんて全部チェックできるんだから、ジムに行っている間とかにさっとやっちゃえばいいのに」とテクノロジーを有効活用できていないことを批判する。
これらを整理すれば、ホテルの問題点は顧客のマネジメント全般やそれを統御する管理システムが後進的なこと。
クラウドや画像認証といった最新技術を利用した顧客管理ならば、大した手間をかけずにより優れたサービスが可能なはず。
例えば、駐車場に入ってきた車のナンバーと得意客のデータを画像認証で照合すれば得意客の来店がすぐにわかるため、即座に細やかな接客が可能になる。
Airbnbの登場でホテルは簡易な宿泊設備としての優位をかなり失ってしまったが、だからこそテクノロジーの導入によって現代に最適な接客を実現することはできるはず。旧態依然なホテル業界がどう変わるのか、旅行が好きなら要チェックだろう。
ホリエモンがホテルの改善点を語った『堀江貴文のQ&A「ホテル業界にイノベーションを起こせ！！」〜vol.843〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ！
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