ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。
『堀江貴文のQ&A「まだまだ努力が足りない!?」〜vol.842〜』では、ホリエモンがサイトのマネタイズへの悩みに普遍的な方法と最新の潮流の療法を交えて解説。
今回取り上げたのは、「イタリアが好きすぎてWebサイトを作りました。マネタイズを狙う場合アフィリエイト(もうやっていますが、まだアクセスも多くないので、月に1万円にもなりません)、日本のイタリア料理屋と提携してサイト経由で予約が入ったらキックバックをもらう程度しか思いつきません。他に何かアイデアはありますか?
アフィリエイトが王道なのでしょうが、このサイトを見る人はイタリア旅行を決定した後の人がほとんどなので、ホテル予約やフライトチケット購入のアフィリエイトは成約しません。イタリア現地のレストランとの提携は、いくつか先方にオファーしてみたものの難しそうでした。現地のレストランの予約代行サービス以外に思いつかないので、アドバイスを下さい」という質問。
ホリエモン「まずはサイトコンテンツを充実させよう」
ホリエモンは、「そもそもサイトの充実度が全然足りないね。『地球の歩き方』とか『ロンリープラネット』、『Timeout』レベルの情報が書いていないとアクセスは集まらないよ。マネタイズ云々を言えるレベルではないね」と回答。
イタリアに関するサイトを作ったもののマネタイズに悩む質問者に対して、ホリエモンはそもそもサイトのクオリティが不十分過ぎると厳しく指摘する。「URLも送られてきたから見てみたけど、しょぼいブログみたいな感じだよ」とかなり辛口評価だ。
サイトが充実していないのならいくらマネタイズを頑張ってもムダなので、まずはコンテンツを充実させるべきというのがホリエモンのアドバイス。
海外を題材にしているのだから、一眼レフレベルのカメラで撮った綺麗な写真や最近ならFacebookページも開設して旅行動画をライブ配信するなどやりようはいくらでもある。
こうした旅行系のコンテンツで重要なのは、やはり写真だとホリエモンは強調。そこまでやってようやくマネタイズの可能性が見えてくるが、その最適解は時代によって結構細かく違うのだとか。
ホリエモンによれば、最近の流行りはFacebookやInstagramの動画広告だ。
ホリエモン「Facebookの動画広告で重要なのはページのいいね!数だよ」
サービス利用者なら一度は目にしたことがあるはずだが、動画広告とはFacebookやInstagramのフィード欄で流れる20秒程度の動画のこと。そこでホリエモンは、ホリエモンチャンネルアシスタントの寺田有希氏にFacebookページのいいね!数を質問。
「200くらい……?」と答えた寺田氏だが、それは1日あたりのいいね!数。ページ全体のいいね!数は4,000近くで、どうやらこれが広告の値段と大きく関わるらしい。
動画広告の値段の指標はFacebookページのトータルいいね!数で、今ならおよそ1いいね!で100円くらいの値段になるらしい。こうした値段設定の根拠は、FacebookページのPVといいね!数は高い相関関係にあるから。
トータルいいね!数を見ればそのページがどれくらい見られているかはおよそ判断できるらしい。
最近は各種SNSが動画広告に注力しているが、それでも少しずつ広告出稿の値段は上がってきている。マネタイズのためには、こうした最近の潮流もきちんと理解している必要があるのだ。
とはいえ、ホリエモンが回答で述べたように結局大切なのはサイトのコンテンツを充実させること。「10万いいね!の人が動画を上げれば100万PVくらいになるけど、結局みんなちゃんとやっていないんだよね」という言葉が示すように、コツコツやるべきことをやらなければ、最新サービスに乗っかっても上手くマネタイズなどできないのだ。
ホリエモンがネットでコンテンツを作る際のマネタイズについて語った『堀江貴文のQ&A「まだまだ努力が足りない!?」〜vol.842〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!
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