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ファーウェイの人気SIMフリースマホ「P10」3機と「HUAWEI WATCH 2」6/9発売!

井上 晃

2017/06/08(最終更新日:2017/06/08)


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 ファーウェイは6月6日、SIMフリースマートフォンの新モデル「HUAWEI P10 Plus」「HUAWEI P10」「HUAWEI P10 lite」の3機種を発表。

 加えて新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 2」も発表した。これらの機種は6月9日に発売される。

ファーウェイ人気の「P」シリーズ

 ファーウェイはSIMフリースマートフォン市場において、複数のブランドを展開中。これらは、ビジネスマン向けの「Mate(メイト)」、一般向けの「P(ピー)」、カジュアルな若者向けの「nova(ノヴァ)」シリーズの3つに大別できる。

 特に昨年発売された「P9 Plus(※国内未発売)/P9/P9lite」は、世界的なヒットを記録したシリーズとなった。

 「P9」は背面にライカブランドのダブルレンズを搭載し、撮影後のピント調整機能が好評。また「P9 lite」は2万円台で入手できるにも関わらず、フルHDディスプレイを搭載するなど、コストパフォーマンスの高さがウケ、人気機種となった。

 今回発表されたのは、こうした「P」シリーズの最新機種「P10 Plus/P10/P10 lite」だ。人気機種の後継機として、自然とメディアの関心も集まった。

HUAWEI P10 Plus

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 最上位モデルに相当するのが「HUAWEI P10 Plus」。5.5インチの2Kディスプレイを搭載しており、サイズも3モデルの中では一番大きい。

 背面には、ライカと共同開発したダブルレンズを搭載。2000万画素モノクロセンサーで陰影や輪郭を捉え、1200万画素のカラーセンサーで色彩を重ねる仕組みだ。P10と異なるのは「SUMMILUX-H」レンズを搭載している点。ファーウェイでは「第二世代 Leica ダブルレンズ Pro版」という表記を使用していた。

 そもそも、ライカカメラのレンズは、F値によってブランド名称が異なる。「SUMMILUX(ズミルックス)」はF1.4の非常に明るいレンズを指す。P10シリーズに搭載されるレンズはF1.4には届かないF1.8だが、スマートフォンのカメラとしては非常に明るい部類に入る。

 800万画素のインカメラにも、ライカと共同開発したレンズを搭載。ちなみにこちらのF値は1.9だ。インカメラでも背景を自然にぼかせる「ポートレートモード」を使用できる。

HUAWEI P10

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 上位モデルの「HUAWEI P10」は5.1インチで、P10 Plusに比べるとやや小さい。ディスプレイ画質はフルHDに下がるが、CPUはP10 Plusと同じ「Kirin 960」を搭載する。

 背面カメラはダブルレンズで、センサー画素数はP10 Plusと同様。ただし、F値は2.2となる。ちなみに、こちらのレンズ名称は「SUMMARIT-H」。

 インカメラのF値はP10 Plusと同様となる。

HUAWEI P10 lite

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 残る「HUAWEI P10 lite」は、高コストパフォーマンスモデルとして展開される。ダブルレンズは搭載せず、ガラス背面のデザインが特徴的だ。中でもサファイアブルーは揺らぐ水面のように美しく反射していた。

 同機はフルHDディスプレイを搭載し、サイズは5.2インチでHUAWEI P10よりもわずかに大きい。なお、CPUにはKirin658を搭載する。

 カメラやCPU性能にこだわらないユーザーに訴求できるモデルだ。

3モデルの価格・スペック比較表

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※1:UQモバイル限定色
※2:au VoLTEは後日アップデートで対応予定

HUAWEI WATCH 2

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 HUAWEI WATCH 2は、スポーツウォッチとしても使いやすいクラシックなデザインを採用。従来モデルのエレガント路線から一新された。セラミック製のベゼルはサラッとした触り心地だ。ボディの質量は57gとなる。

 カラーバリエーションは「コンクリートグレー」と「カーボンブラック」の2色を展開。Android 4.3以降、iOS 8.2以降の端末とペアリングして使用できる。

 OSにはAndroid Wear 2.0を搭載。ディスプレイは1.2インチのAMOLED(390×390pix、326ppi)となる。IP68の防水・防塵性能を備えており、運動時の汗や雨天も気にせずに使用できる。バッテリー持ちは通常使用で2日間ほど。

 右側面には、リューズを2つ備える。下部のリューズはショートカットキーとして機能し、プッシュすることでワークアウトのメニューを素早く表示できる。GPSもサポートしており、ランニングのログも残せる。

 背面には、心拍モニターを搭載。自動で24時間計測を行い、過去6時間の心拍数をグラフの曲線で可視化する。「VO2max」を測定したトレーニング効果の解析が行える点もポイント。これは最大酸素摂取量のことで、持久力の指標として用いられる。

 HUAWEI WATCH 2の価格は3万4,800円。こちらも6月9日より発売となる。

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