日々の仕事で使う鞄を頻繁に変える人は少なく、多くの人は、永く使える逸品との出会いを求めている。
1965年に創業した土屋鞄製造所が手掛ける製品は、子ども向けのランドセルづくりをルーツとするメイドインジャパンの確かなモノづくりで、持ち主とともにビジネスライフを歩み続ける。
今回はそんな土屋鞄製造所の名作鞄から、厳選した5つを紹介しよう。
背負う仕事鞄の「理想形」
OTONA RANDSEL ¥100,000(税込)
箱型のボディに前面を覆う大きなフラップ。無駄のないシンプルなデザインだからこそ、メインの素材に使用したヌメ革やイタリアンレザーの上質感が際立ち、大人の風格を漂わせる。
ビジネスシーンに相応しく、後ろ姿も実にスマート。背負えばランドセル独特の形に膨らんだクッションが背中に心地よくフィットし、子どもの時に感じた凛とした気持ちが蘇ることだろう。
メインスペースにはA4クリアファイルが収納可能。ノートPCも13インチ(縦約32.0×横約22.0cm)まで持ち歩ける。
フラップの下には、フラップを外さずに中の物が出せるファスナーポケットがあしらわれている。
ファスナーがサイドに付いているため、背負ったままで中身の出し入れが可能。パスケースやコインケースといった街中でよく使うアイテムを仕舞っておくのに最適だ。
曲線美に見惚れる格調高きブリーフケース
次に紹介するのは、流麗なシルエットが洗練されたエレガンスを演出する、こちらのブリーフケースだ。
素材には「イタリアンショルダーヌメ革」を採用。頑強でナチュラルな風合いは経年により表情が変化し、深みと愛着は増し続ける。
マグナス ファスナートップブリーフ ¥140,000(税込)
大人ランドセルと同様の箱型の本体には、A4ファイルがすっきりと収まり、保護ケースに入れた13インチのノートPCも持ち歩くことが可能。
側面には、ファスナーポケットとフリーポケットが内蔵されていて、スマホや頻繁に使うB5サイズのノートなどを入れておくのに重宝する。
口が広がって出し入れしやすい、折りたたみマチも機能的。立ち居振る舞いさえも美しく演出する。
独特のシワ感がこなれた男性像を想起
続いては、大人ランドセルの洗練された印象とは打って変わり、水牛革のワイルドな風合いが注目を集めるこちらの逸品。
スクエアシルエットのスタイリッシュなイメージとは裏腹に、一泊の出張にも対応した大容量ブリーフだ。
アルマス バッファロースクエアブリーフ ¥73,000(税込)
メインスペースは口が大きく開いて視認性も良好。トップのファスナーは、右端のマグネットを外すと大きく開くため、出し入れもしやすい。
底マチも広めに設計されていて、A4ファイルが楽に収納できる。
カラーはストイックな印象のレイブンブラックと、清涼感漂うアーバンネイビーの2色が用意されている。スタイルに合わせて、自分好みの色を選びたい。
イタリア革の色気漂う“伊達な相棒”
次に紹介するのは、知的な雰囲気が漂うこちらのビジネスバッグ。
イタリア・トスカーナ州のタンナーが手掛ける高級革「バケッタ・ミリングレザー」のソフトな手触りと独特の光沢感、そして深いエイジングを楽しめる逸品だ。
ウルバーノアーバンブリーフ ¥100,000(税込)
背面側のファスナー付きポケットは新聞などの収納に便利。デザインのアクセントとしても秀逸だ。
コンパクトな印象でありながら、メイン収納にはA4ファイルが収まる。内外にはポケットが充実しており、財布や鍵などの小物もすっきり整理できる。
インナーのマテリアルのカラーリングも美しく、出し入れのたびにセンスの良さを感じさせる。
旅にも連れて行きたい、頼れる大容量トート
最後に紹介するのは、荷物が多い男性にもオススメの大容量レザートート。
奥行を感じさせる絶妙な風合いがオーラを放つ「ヴィンテージワックスレザー」を使用した表情豊かな逸品だ。
ビークル ラージストックトート ¥62,000(税込)
メイン収納はB4ファイルも収まる大容量で、マチも広く設計されている。かさ張るものも気にせずに入れられるのがポイント。
さらに、2サイズのフリーポケットやファスナーポケットも完備。文庫本やキーケースなど、小さなものも整理でき、無骨なルックスでありながら収納美人な機能性も嬉しい。
ヴィンテージオリーブ、スモーキーブラウン、ダークインディゴというカラー展開も大人の遊び心をくすぐる。
頑丈さと大容量、そして高級感を持ち合わせたこのレザートートは、ビジネスシーンだけでなく、休日もタフに連れ回したい。
トレンドに左右されないデザインと、日々使われることを意識した機能性。そして、使うほどに味わいを増す革の風合い。
土屋鞄製造所が手掛ける鞄は、共に歩む家族のように、安心感や、共に成長することの楽しさを教えてくれる。
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