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ホリエモン「今は『体験型』の旅行が増えている!」趣味の旅行を仕事にする方法って何?

野口直希

2017/11/16(最終更新日:2017/11/16)


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 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「企業より個人!?」〜vol.801〜』では、ホリエモンがこれからの旅行で重視されるものと、それを仕事にする方法を話した。

 今回取り上げたのは、「旅行を仕事にしたいと思っています。調べたところ、海外で撮った写真を売ったり、ライターなど(旅先での思い出や感想など)海外旅行をしながらでも仕事をすることが可能なことに気づきました。他に面白いビジネスモデルなどはありませんか?」という質問。

ホリエモン「Airbnbの『Trips』は、ちょっとニッチなアクティビティとかを紹介してくれるサービス!」

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 ホリエモンは、「『Airbnb』が新しいサービスを始めたから、そのプラットフォームに乗っかるのが楽だね」と回答。

 旅行を仕事にする方法を尋ねた質問に対して、ホリエモンが紹介したのはAirbnbの新サービス「Trips(トリップ)」。これはAirbnbで宿泊した人が追加できるオプションプランで、専門家や現地の人から旅行先でのオススメスポットやアクティビティを紹介してもらうことができる。

 これは言ってみれば、旅行における宿泊のみを担ってきたAirbnbが、既存の旅行会社のように旅行の「体験」の提供に力を入れ始めたということ。旅行会社は例えばガイド付きのツアーなどを組むことで、宿泊や移動に止まらない旅行先でしかできない体験や見所をセットにして販売してきた。
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 しかし、旅行会社のガイドだけで提供できる情報には限界がある。

 例えば、少し変わったバーやパッケージ化されていないアクティビティは、旅行会社のツアーに同行するだけではなかなかわからない。こうしたニッチな情報を提供してくれるのが、Airbnbの「Trips」なのだ。

ホリエモン「これからの旅行は『体験』が重要になる」

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 特に海外で顕著だが、最近の旅行は「体験」を重視するようになっているとホリエモン。日本で旅行というと宿に泊まって観光地を回って美味しいご飯を食べるという、それこそ旅行会社が提供するようなプランがまだまだ一般的だが、欧米をはじめとする海外では少し違うのだとか。

 例えば、欧米人がバンコクに行った際に大人気なのが、料理体験。現地の料理教室で現地人に作り方を学び、市場で材料を調達してガパオやパッタイなどの簡単なタイ料理を実際に作ってみる。ここで重視されているのは、実際に現地に行ってみないとできない体験だ。
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 日本でも陶芸やガラス細工など一部は旅行会社もパッケージ化しているが、それ以外のちょっとマイナーなアクティビティや、場末のスナックなどのニッチな体験はまだまだ対応できていない。

 今回のゲストで高級ホテル予約サイト「一休.com」などを運営する株式会社一休の代表取締役社長を務める榊淳氏も、基本的には宿泊先の予約がメインのサービス運営ながら、このようなディープな情報を提供する手段を模索しているという。現在は、一休コンシェルジュというメディアを採算度外視で運営中だ。

 有名観光地を回るだけの旅行から、そこでしかできない貴重な体験を求める旅行へ。後者の旅を求める人にマッチしたサービスは、まだあまり多くない。

 質問者のような自身の旅行体験を仕事にしたいと考える人はAirbnbの「Trips」を足がかりにして、こうした人々をターゲットにしてみれば良さそうだ。

  ホリエモンが旅行業界に訪れている潮流を語った『堀江貴文のQ&A「企業より個人!?」〜vol.801〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!


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