2016年から流行中の「グランピング」。テントや寝る場所が既に用意されているので、アウトドア初心者も安心して楽しめることが人気の理由の1つ。
高級ホテル並みに充実した設備の中で、自然を間近に感じることができるグランピング。平日、都心で奔走するビジネスパーソンがリフレッシュできるグランピングスポットを5つピックアップした。
気軽にアウトドア・自然を満喫できる!
キャンプしてみたいけど道具も揃ってないし、休日なのに逆に疲れそうだな……そう思っている読者もいるかもしれない。
何の準備をしなくても、自然を贅沢に満喫することができるグランピングは、まさに大人の休日に相応しいアウトドア。キャンプ初心者も安心して宿泊できる、豪華グランピングを見ていこう。
星のや富士(山梨県)
出典:hoshinoyafuji.com 日本初のグランピングリゾートとして2015年10月にオープンした「星のや富士」。富士箱根伊豆国立公園の特別地域にある星のや富士は、全40室のキャビンから富士山を望める。
滞在中思う存分にアウトドアを楽しめるように、ハンモックやピザを焼ける石窯、釣り、トレッキング、乗馬など、グランピングならではの体験が勢揃いしている。
電車でのアクセスは、新宿駅から乗り継ぎ1回+タクシー。およそ2時間半で、贅沢なアウトドア空間に到着する。気持ちのいい空気の中で味わう地元食材を使った料理は、また一味違った感じがするだろう。
ツインリンクもてぎ 森と星空のキャンプヴィレッジ(栃木県)
2016年3月19日にオープンした「森と星空のキャンプヴィレッジ」。ファミリー向けの同施設は、ゆったりとした大きなテントが特徴的。グランピングワイドは定員6名、グランピングサイトは大人4名で利用可能。
1997年にモータースポーツフィールドとしてオープンしたツインリンクもてぎの中には、ジップラインやキャンプ場、クラフト作りスペース、Honda Cllection Hallなど、グランピング以外の施設も充実。
ファミリーで利用すれば、大人は贅沢なグランピングでゆったり、子どもは森のアクティビティで存分に遊び尽くすといった過ごし方ができる。友人同士とのアウトドアで利用したい、という人にもオススメできる広さだ。
JR宇都宮駅からツインリンクもてぎまで路線バスが出ているので、車がなくても安心して行くことができるのも嬉しい。
初島アイランドリゾート(静岡県)
出典:www.pica-resort.jp 熱海港・伊東港からフェリーで約30分。首都圏から一番近い離島といわれている“初島”でも、グランピングをすることができるのが「初島アイランドリゾート」。
離島ならではグランピング施設の特徴は、夏だけオープンする海水リゾート「海のプール」。その他にも亜熱帯植物に囲まれながらハンモックに揺られて、異国感を味わえる「アジアンガーデンR-Asia」や大人も楽しめるレジャー施設もあり、存分に海と自然を楽しむことができる。
離島ならではの、ゆったりと流れる時間に癒されたいという方にオススメしたい。
Reef Break Retreat(千葉県)
出典:www.reefbreakresort.com 東南アジアのビーチを思わせるような雰囲気の「Reef Break Retreat」。千葉県いすみ市にある同施設を経営しているのは、カナダ育ちのドイツ人のオーナー。予約はAirbnbからもすることができる。
遊牧民族の移動式住居「ユルト」の中には、暖炉やキッチン、ドライヤー、DVDプレイヤー、ギター、サーフボードなどが置いてある。
貸切可能で、大人は最大8人まで宿泊できる。オフ日に貸切リゾート合宿をするのも楽しそうだ。
THE FARM CAMP(千葉県)
グランピングできるセットはもちろん、24時間利用できる女性専用のメイクルームやシャワールームも完備。その他に180mのジップスライダーや温泉施設「かりんの湯」もあり、アクティブな人もそうでない人も楽しめる。
今年3月24日には、「THE FARM CAMP ヴィラ」「THE FARM CAMP ジュニアスイート」など新たなグランピング施設も仲間入りした。男性だけでなく、女性も安心して楽しめること間違いなしだ。
紹介してきた5つのグランピングスポットには、施設ごとの“個性”がある。離島であったり、体験スポットが充実していたり、とにかく豪華であったりと、その個性は様々。しかし、いずれのスポットも「手ぶら」で来て楽しめるという共通点がある。
ビジネスパーソンにとって、不慣れなアウトドアを始めるのはなかなか大変だ。何も用意せず、ストレスフリーな状態で気軽に自然に触れ合える——グランピングは「大人の外遊び」なのかもしれない。
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