1946年に創業したアメリカのシューズブランドMinnetonka(ミネトンカ)。
多くの海外セレブが着用して話題となり、今では日本でもトレンドセッターの定番アイテムとなっている。
クタッとしたレザーの風合いとフリンジなどをあしらったフォークロアなルックスは、他に代わりのきかない存在感。ブランド名を聞いてピンとこないあなたも、その個性的なシューズは街で必ず目にしているはず。
そんなミネトンカは女性向けシューズというイメージが圧倒的に強いが、実はメンズもラインナップされている。そして、このメンズシューズが侮れない。
今回はミネトンカのメンズライン3型を紹介する。足元を彩る新たな選択肢として加えてほしい。
履き込むほどに愛着の増す表情豊かな風合い
まず最初に紹介するのが、ラフな素材感が印象的な「CLASSIC DRIVER」。
甲部分に施されたU字型の“モカシン縫い”は、同ブランドのシューズを象徴するディテール。ハンドメイドならではの温もり溢れる仕立てにより、肩肘張らない大人の抜け感が漂う。
CLASSIC DRIVER:¥14,000(税抜) ※DARK BROWNは¥15,000
また、インソールにはクッション性の優れた素材、アウトソールには大小異なるゴムの突起を配し、長時間履いても疲れにくいという機能性も魅力。
足を入れた時の吸い付くようなレザーの感覚は忘れられず、履き込むほどに馴染んでくる。構造がシンプルなだけに、長く履いてもガタのこないヘビーユース確定の一足だ。
“育て甲斐アリ”のキャンプモカシン
続いて紹介する「CAMP MOC」は、「CLASSIC DRIVER」に比べるとハードな素材感で、より男性的な雰囲気を醸し出す。
あえて細かい手入れをせずにエイジングを楽しむもよし、クリームを塗って独特のツヤ感を楽しむもよし、好みの風合いに仕上げられるというのはまさにレザーシューズの醍醐味。
「一生モノと出会いたい」と願う男性にとって、ミネトンカのキャンプモカシンは運命の一足となり得る。
CAMP MOC:¥13,500(税抜)
シルエットは程よいボリュームがあり、スニーカー感覚で幅広いカジュアルコーディネートにマッチ。
どこか海の香りを想起させるデッキシューズ風のデザインは、ボーダーシャツやショート丈のパンツと合わせたマリンスタイルにも相性が良く、これからの季節に大活躍してくれることだろう。
ブランドNo.1の柔らかさ
最後に紹介するのは、ミネトンカのシリーズでは一番柔らかいレザー「ムースハイド」を使用した「MOOSEHIDE CLASSIC」。
シボ感のある素材はコーディネートのニュアンスアップに一役買う。
MOOSEHIDE CLASSIC:¥18,000(税抜)
パッド入りのクッションインソールと軽量で柔軟なラバーソールを採用するなど、機能性にもこだわりアリ。
クリーンでクラシックなデザインは、レディースモデルの華奢なイメージとは異なり、男性の装いに風格を与える、頼りがいのある一足だ。
ミネトンカのモカシンは、これから本格派するあたたかな季節の装いにもピッタリ。愛嬌とクールさが同居するミネトンカの魅力にハマったら、女性の気持ちが少し分かるかも?
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