大分県別府市が2016年11月に公開した「湯〜園地」計画公約ムービーは、ご存知だろうか。
『Youtubeでの再生回数が100万回を達成したら、動画に登場した温泉テーマパーク「湯〜園地」を実現する』という、誰も予想だにしていなかった“公約”を別府市長・長野恭鉱氏が発表。
4日間で公約の100万再生を達成した別府市。計画を実現すべく、別府市はクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」などで支援募集を実施。
特別チームを新たに結成し、アトラクション計画の策定などを積極的に行い、目標金額の3倍以上となる、合計3,000万円を突破という偉業を成し遂げた。
そんな「湯〜園地」がついに完成予想図を発表! 7月29日から限定3日間の開園に向け、着々と準備を進めている「湯〜園地」計画の現状を覗いてみよう。
えっ。本当にこれ、実現するの……?
早速、遊べる温泉都市構想「湯〜園地」の完成予想図を見てみよう。
完成予想図がこちらです。 「これ本当に今年の7月までに実現できるの?」そんな感想を口にしてしまいそうになる。完成予想図を描いたのは、別府市在住の画家・勝正光氏。
「湯〜園地」の舞台に選ばれたのは、別府市にある遊園地「ラクテンチ」。名物はアヒルの競争。園内に温泉もあり、地元民に愛され続けておよそ90年という歴史ある場所なのだ。
湯〜園地で楽しめる「6つのアトラクション」一挙公開!
舞台も整った「湯〜園地」。ついに導入するアトラクションも決定。夢のような計画は、現実味を帯びてきているのだ。園内に誕生する6つのアトラクションを見てほしい。
園内のBGMは人気DJが担当
園内に流れるBGMを担当するのはTOWA TEI氏で、映画音楽のプロデュースも手掛けている人気DJだ。
「温泉」と聞くとのんびりした音楽をイメージしてしまうが、TOWA氏が「湯〜園地」でどんな音楽が流してくれるのか楽しみだ。
「架け橋かけ湯」
夏じゃなかったら絶対に寒い。高所恐怖症にとって、最初からクライマックス!
この橋は、更衣室からアトラクションを繋ぐもの。150mもの長さがある橋では、掛け湯を設置する予定とのこと。更衣室から出た途端に、ドキドキとワクワクと汗(冷や汗?)が止まらそう。
「温泉ミストアストロファイター」
空中で温泉を楽しめるアトラクション。アトラクションの周りを囲んだバーから温泉が噴射する仕組みのようだ。なるほど、全くイメージが湧かない。
「温泉スライダー」
温泉スライダーは別府市内でも開催したことのあるアトラクション。全長100mのスライダーを、温泉に浸かりながら滑走。二重の意味で熱くなってしまいそう!
「特製ブレンド温泉」
「湯〜園地」の舞台に選ばれたラクテンチでは、夏の期間だけプールを営業中。そのプールエリアに、贅沢にも温泉を投入して大浴場アトラクションにするよう。
別府の豊富な温泉の種類を活かした、別府ならではのアトラクションだ。
「温泉メリーゴーランド」
ようやく実現性の高いアトラクションが登場した。ゆっくりとメリーゴーランドで回りながら、温泉に浸かる……メルヘンの世界からのぼせて戻ってこれない人が続出しないか心配である。
新規決定アトラクションも! 夢が広がる!
動画には登場しなかったが、「湯〜園地」に導入することが新たに決まったアトラクションがある。
どうやら「湯〜園地」では、8つのアトラクションを楽しめることになりそうだ。
「湯〜列車」
動画では女性グループが射的を楽しんでいる様子が登場していたが、その射的場がより豪華になってアトラクション化!
子どもが楽しめるエリアに設置する湯〜列車には、特製温泉鉄砲を持って乗車。キッズエリアをクルージングしながら、現れるターゲットを温泉でシューティングできるアトラクション……大人もやってみたいものだ。
別府屈指の人工知能OUによる、あひるの徒競走的中パフォーマンス
ラクテンチの名物、あひるの競争エリアを「湯〜園地」では解放。足湯に浸かりながら、あひるたちの競争をウォッチング。癒し効果がありそうだ。
人工知能AIならぬ、“OU”による競争結果の予想も行うと発表……。一体どのように予想をするのか気になる。
4月12日に公式サイトがオープンする「湯〜園地」。2016年11月に公開されてから、驚異的なスピードで計画が進んでいる。そのスピード感から、別府市の“本気”が伝わってくる。
公式サイトでは、各アトラクションの詳細や「湯〜園地」計画の進捗などが紹介されている。チケットの販売も行われる予定なので、「湯〜園地」が気になっている読者は随時チェック!
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