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【Houzz】ソファで考える、大人っぽくハイセンスなピンクの使い方

Houzz

2017/06/02(最終更新日:2017/06/02)


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【Houzz】ソファで考える、大人っぽくハイセンスなピンクの使い方 1番目の画像

 花咲く季節の気分にぴったりの、さまざまなトーンのピンクのソファを例に、大人のピンクの取り入れ方を考えた。

 みなさんの家のソファは何色? おそらく多くの人が、部屋になじみやすいニュートラルトーンを選んでいるのではないだろうか。我が家もこれまで選んできた色はベージュやグレー。だが最近、インテリアショップや写真でピンクのソファを見るとなんだか心が躍り、ハッピーな気持ちになるのだ。実は私は、ずいぶん前から密かにピンクのソファに憧れ、部屋に置いてみたいと思っていた。

 ピンクは一般的にガーリー、ロマンチックといったイメージが強い色だが、鮮やかさや明るさによって大人っぽいイメージにも活発なイメージにもなる。他の色との組み合わせ方によっても、印象が大きく変わる。今回はさまざまなトーンのピンクのソファのある空間から、この色の大人っぽい素敵な取り入れ方を学ぼう。

ホットで情熱的なピンク

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 モダンに空間によく似合うのは、はっきりしたトーンのヴィヴィッドなピンク。このソファはほとんど赤に近い濃厚なピンクだけれど、インパクトがあって落ち着いた色だ。このインパクトに釣り合う強さのある色、黒をポイントに取り入れることで、部屋全体が引き締まり、大人っぽい空間に仕上がる。

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 光沢の美しい、やわらかなベルベットの質感と、鮮やかなフューシャピンクとの組み合わせが絶妙。同系色の花柄やストライプのクッション、個性的なアートや照明を小道具に、ダークブルーの大きな本棚を背景に。自由な組み合わせのなかでも、やはり強さやメリハリがポイント。

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 トラッドなデザインのチェスターフィールドソファは、黒か茶色の革張りが定番だが、ホットなピンクもある。色の効果で、カントリースタイルの空間がモダンな雰囲気に。コンテンポラリーな部屋に置いても、逆にトラディショナルな表情が引き立ち、素敵なアクセントになりそうだ。

ポップで華やかなピンク

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 英語で「ウォーターメロンピンク」(西瓜色)と呼ばれる、フレッシュな印象が目を惹くピンク。ブルーのボーダーのクッションや黄色のジグザグ模様、トーン違いのピンクのクッションなど、元気で楽しい要素を加え、涼しげで陽気なシーンに。カーテンの縁のピンクのラインが、ソファを額の中にはめているような効果を与え、インパクトを強めている。

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 鮮やかなピンクを、リビングのソファとキッチンの奥の壁に使い、空間に一体感を出している。モノトーンのモダンスタイルのダイニングキッチンで、美しいアクセントに。

なじみやすい落ち着いたピンク

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 グレイッシュなニュアンスのあるピンクは、ぐっと落ち着いた印象。この部屋ではピンクのソファだけがぱっと目立つのではなく、ダイナミックな色づかいの中にさりげなく溶け込んでいる。オレンジのクッションやラグ、アートやミッドセンチュリースタイルの家具は、カラフルでいて実はソファのピンクと同じ、やや落ち着いたトーンで統一されている。ここに置くソファはこのピンクしかないと思える、パーフェクトなコーディネート。

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 昨年の春、パントン・カラー研究所から発表されたトレンドカラー「ローズクオーツ」を思わせる優しいピンク。ソファやチェアなど、ピンクが多く使われている空間だが、同じようなグレイッシュトーンの淡いブルーが壁や小物に使われ、ピンクをすっきりと引き立てている。

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 やや黄み寄りのサーモンピンクも取り入れやすい色。ほとんどオレンジに近い色だが、木肌ともきれいになじんで、優しくナチュラルな、居心地のよさそうな雰囲気をつくり出している。ピンクを目立たせるのではなく溶け込ませる、こんな使い方も素敵。

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 デコラティブなデザインを取り入れた、ブラック&ホワイトのエクレクティックスタイルの部屋。ソファの色はあえて控えめなサーモンピンクにすることで、ほどよくグラマラスで上品なイメージに。

甘く優しい、ソフトなピンク

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 木目を活かしたニュートラルカラーが基調のリビングに、やや甘めのパウダーピンクのソファ。甘すぎて子供っぽくなってしまいがちな淡いピンクだが、天然素材の控えめなブラウントーンとの組み合わせが上品で、ピンクも浮き上がらず、温かみのあるアクセントに。

 黄みを帯びた温かくソフトなピンクと、コンクリートの壁の冷たくハードな質感のコントラストが印象的。小物を同じようなトーンのソフトなパステルでまとめ、低めの天井とバランスを取って、低めのソファにしているところもポイント。

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 淡いピンクとグレーの組み合わせは、洗練されたエレガントなシーンを演出。クッションと花瓶でポイントに取り入れたややダークなグレーが、甘さを抑えて全体を引き締め、大人っぽさを醸し出す鍵になっている。

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 淡いピンクのデイベッドがリビングのフォーカルポイント。家のほとんどがピンクとモノトーンで統一されている、ピンク好きのデンマークのブロガーの自宅だ。さまざまな質感を取り入れているが、白を活かした「間」の取り方が絶妙。大好きな色の活かし方をよく知っている上級者の部屋。

【Houzz】ソファで考える、大人っぽくハイセンスなピンクの使い方 14番目の画像

 淡いピンクに黒を上手に組み合わせ、小道具づかいでちょっとコントラストをつけて大人っぽく。アニマルプリントのクッションや、インパクトのある丸いミラーとペンダントライトなど、ヴィンテージアイテムを組み合わせたスタイリッシュなリビング。

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文:Heather Brackin(ヘザー  ブラッキン
記事提供:Houzz(ハウズ)

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