ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「ジャストアイディアが成功する!?」〜vol.781〜』では、ホリエモンが最近注目する、新しい動画制作サービスについて話した。
今回取り上げたのは、「オンラインマッチングサービスの可能性に関する質問です。サロモ(サロンモデル)やショーモデル、そのほかソーシャルインフルエンサーをWeb上でマッチングさせるサービスが乱立していますが、上手く行く可能性はあると思いますか?
わざわざサイトからオファーせずともインスタやTwitterでダイレクトメッセージを送れば良いだけの話のような気もするのですが。しかもこれだけ乱立していると過当競争のような気もしますし、堀江さんがどうお思っていらっしゃるかお伺いしたいです」という質問。
単にマッチングするだけよりも、大きなプラットフォームを作るべき?
ホリエモンは、「まあ、やり方次第では上手くいくんじゃないかな」と回答。
最近かなり増えている、ショーモデルやインフルエンサーなどをマッチングさせるWebサービスの成功可能性を尋ねた今回の質問だが、これに対するホリエモンの反応はいつも通りの「やりたきゃやれよ」。
ホリエモンからすれば、こうした質問をすること自体が意味不明。おそらく質問者は、ホリエモンの反応が良ければ実際に同様のサービスを手がけるのかもしれないが、本当にやる気があるのならこんな質問をするまでもなく自分でとりあえずやってみているはずだ。
質問者についてはともかく、今回のゲストでスマホのカメラから英語講師がいつでも対応してくれるスマホ家庭教師サービス「manabo」を運営する株式会社manaboの代表取締役社長 三橋克仁氏は、モデルやインフルエンサーを仲介するよりも、そういう人たちが集まるプラットフォームを作った方が良さそうだと話す。例えば、「Viibar」や「Crevo」は希望のクリエイターを探せる機能や動画制作に役立つ情報を提供しており、動画を作って欲しい人たちにとって使いやすいプラットフォームになっている。
他にも、元LINE株式会社社長の森川亮氏が立ち上げた「C Channel」は、F1層(若い女子)がシェアしたくなるような動画を大量生産するビジネスモデルで話題を呼んだ。単に人と人をつなげるだけでなく、このようなプラットフォームの形にすることで具体的にマッチング相手をイメージできていない人でもかなり利用しやすくなるはずだ。
ホリエモン「動画制作はジャストアイデアの方が上手くいくことも多いよね」
これに関する情報として取り上げたのは、最近ホリエモンのサロンメンバーが立ち上げた「分散型動画広告サービス」。これは「こういうタイプの動画ならここに○○系の音楽を挿入して……」というように、動画制作を完全にテンプレ化することで制作費の節約に成功している。
「プロモーションに使う5分の動画」というと手慣れたクリエイターにしか作ることができなさそうだが、上記のように作業を細分化すればそれぞれをクラウドソーシングすることも可能になる。このような形態の動画を大量に作ることで、薄利多売を狙うビジネスなのだ。
このアイデアを聞いて、三橋氏が思い出したのは結婚式を盛り上げるサービス。三橋氏も先日、新郎新婦のために8分程度の動画を作ったそうだが、たったそれだけの動画を作るためにかかった時間は10時間近く。一方、こうした動画制作を専門にした会社は、同様の作業を10分程度で完了させ、10万円近い料金を儲けているのが現状だ。
これほどの作業効率を実現させているのも、こうした会社は結婚式用の動画を手がけるためのノウハウが揃っているから。素人ならば何時間もかかる作業でも、彼らは10分程度で機械的にこなすことができるのだ。
このような話を受けて、ホリエモンは「動画制作はジャストアイデアの方が上手くいくことも多いよね」と発言。一見クリエイティブで敷居が高く見える作業も、分解してみるとかなりマニュアル化が可能だ。質問者がいうようなマッチングも、一件一件を手作業でこなすよりも、このようにマニュアル化・プラットフォーム化した方が効率的なことは火を見るよりも明らかだ。
ホリエモンが新しい動画制作の形を語った『堀江貴文のQ&A「ジャストアイディアが成功する!?」〜vol.781〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!
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