日本酒の中で高級ランクに位置づけられる「獺祭(だっさい)」。日本酒を扱うお店では、主役級でメニューとして記載されていることが多い。
近年では、分野を問わず様々なブランドとコラボ企画を披露し注目を集めている。
米を磨き世界に名を馳せる日本酒「獺祭」
出典:asahishuzo.exblog.jp 伝統や手造りに安住することなく革新をし続け、優れた日本酒を生み出そうと取り組む旭酒蔵株式会社(山口県)から「獺祭」は生まれる。獺祭という言葉は、明治の日本文学に革命を起こした正岡子規が自らを獺祭書屋主人と号したことで有名である。
米磨きが日本最高峰といわれる獺祭磨き二割三分の歴史は古い。その名の由来に当たる精米歩合が23%というのは、獺祭の味を引き立てる重要な鍵とされ、精米時間は丸7日を費やす。
全ての工程において手を抜かず、高品質を保つため長時間かけて仕上げる獺祭は、お酒ツウでなくても本物の味が分かるといわれる。獺祭は、なんといってもフルーティな味わいで深い旨みが特徴だ。
ファッションやアートとの融合で魅せる新たな顔
出典:amazonfashionweektokyo.com 3月20〜25日に渋谷ヒカリエと表参道ヒルズ、そして東京各所から世界で注目される日本のクリエイションを発信する「Amazon Fashion Week TOKYO」が開催された。獺祭はそのオフィシャルスポンサーとして2014年から加わっている。
人生を華やかにするのはファッションも日本酒も同じであるとし、日本を盛り上げるため協賛が決定。会期中にはゲストに獺祭が振る舞われるなどして、ファッションシーンへの進出を果たした。
また過去には香港で開催された世界最大の現代アートフェア「Art Basel Hong Kong 2016」で幅広い国籍のアート関係者に獺祭が振る舞われ、3月17〜19日に東京で開催された「アートフェア東京」でも新商品のブースが出ていたり、アートシーンにおいて世界に日本酒を発信する試みがみられた。
「獺祭」ブランドが1つのカルチャーを物語るブランド発信力と世界各国の人々にも受け入れられる最高峰のテイストが日本酒の枠を超えて異分野と融合する可能性を広げている。
種類も豊富な「獺祭」ブランドおすすめ商品3選を紹介
日本酒だけでなく、獺祭のテイストを取り入れたチョコや酒カステラなどを発表している。
それだけ様々な商品に使用されるほど味にぶれがないのも高い評価を受ける所以だ。そのためお酒の種類も豊富で、今回は注目したい商品を以下3つを取り上げる。
獺祭 磨き その先へ
獺祭の売りである「獺祭磨き二割三分」を超えるものとして造られた。
競合となるワインのように高級価格帯の酒への進出を目指すという背景もあり、世界レベルを意識し磨きをかけた一品。
二割三分というのは、雑味の無い透き通る日本酒の香りを重視し実現されたものである。それを上回る基準で造られたこの革新的商品は、よりくっきりと日本酒のおいしさを伝えてくれる。
競合となるワインのように高級価格帯の酒への進出を目指すという背景もあり、世界レベルを意識し磨きをかけた一品。
二割三分というのは、雑味の無い透き通る日本酒の香りを重視し実現されたものである。それを上回る基準で造られたこの革新的商品は、よりくっきりと日本酒のおいしさを伝えてくれる。
獺祭 発砲にごり酒スパークリング50
飲みやすく人気が高いスパークリング。にごり酒の独特な重ったるさもあまりなく、スルスルと喉を通る。
フタを開けるとほのかに米酵母の香りが漂う。フルーティーな味わいがベースであるので、日本酒が得意でない方でもおいしく飲める。
揚げ物やお肉など油っぽい料理の時にスパークリングは最適だ。
フタを開けるとほのかに米酵母の香りが漂う。フルーティーな味わいがベースであるので、日本酒が得意でない方でもおいしく飲める。
揚げ物やお肉など油っぽい料理の時にスパークリングは最適だ。
ライスミルク
お米本来の自然な甘さを活かしたライスミルク。獺祭の酒造りの際に出る米の副産物を有効利用して造られる。
獺祭で使われる米「山田錦」と水だけで製法され、アレルゲンフリーの商品なので、乳製品のアレルギーを心配する方や乳幼児に最適だ。
また、オリゴ糖分も含まれているのえ美容効果にも期待が高まる。山田錦の良さを最大限に活かし、美味しさが存分に含まれた商品だ。
獺祭で使われる米「山田錦」と水だけで製法され、アレルゲンフリーの商品なので、乳製品のアレルギーを心配する方や乳幼児に最適だ。
また、オリゴ糖分も含まれているのえ美容効果にも期待が高まる。山田錦の良さを最大限に活かし、美味しさが存分に含まれた商品だ。
売る・飲む酒ではなく味わう酒を提供し続ける旭酒蔵。世界にSAKEを広める第一人者として、次々とムーブメントを起こす企画には目が離せない。近い将来、飲む宝石ともいわれるカクテルのような感覚で獺祭を手にする外国人を目にすることができるだろう。
お酒の席でゆったり味わうといった1シーンに限らず、人々の暮らしに豊かなエッセンスを加える「獺祭」に今後も期待だ。
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