Houzz(ハウズ)は、家をリフォームしたい人と専門家をつなぐ、アメリカ発のオンラインプラットフォームだ。今回はそんなHouzzから、「車が大好きで、いつも大切にして眺めていたくて、家の中に駐車スペースをつくってしまった素敵な事例」をいくつか紹介したい。
自家用車は家の前や私道、もしくはガレージに駐車するのが一般的。しかし、車をペットのように深く愛するオーナーたちは、家の中で大切にしたいと考えるようだ。
変わっていると思うか素敵と思うかは人それぞれではあるが、とにかく現実として、Houzzに登録される写真のなかで、車を家の中に駐車しているスペースの写真が増え続けている。もしかしたらこれは、トレンドになりつつあるのかもしれない。
そこで、駐車スペースをリビングルームに組み入れてしまうという、奇抜ではあるが実はなかなかスタイリッシュな事例を見ていきたいと思う。
思い切って見せる!
美しい中庭に隣接する、母屋に続くガラスボックスの中にフェラーリが格納されている。ガレージというよりは、もはや輝くショールーム。まばゆいばかりのライトと床から天井までの窓が目を引くグラマラスなカーポートは、家の一部になっている。
サッカーと車が好きなら
自宅のリビングに正面から乗り入れた車があるなら、サッカー観戦のためにパブに出かける必要なんてない。
座り心地最高のシートから観戦できるのだから! こちらの家のワイドスクリーンTVは、車以外に、快適なソファやバーカウンターからも眺められるようになっている。楽しい夜は、ビールとおつまみ、そして仲間(と車)と一緒に過ごしたい、という人にぴったりだ。
コレクションを飾るように
誰もがうらやむシックなスペース(上下の写真)。ホームオフィス兼ガレージのスペースのポリッシュコンクリートの床は、そのまま奥のリビング・ダイニングのぬくもりのある木の床につながっている。
食事をするたび、かっこいい車の姿がオーナーの目に入り、外出したくてうずうずするだろう。
狭いからこそ
こちらは日本のお宅。外の道路は狭いので、安全に駐車できるよう家の中に工夫して設計したガレージだ。駐車スペースの上の窓から、かわいいプードルが街乗り用コンパクトカーを眺めている。もしかしたら、一緒にドライブに連れていってほしいのかもしれない。
一人二役
ダブルガレージのように駐車スペースを2つ並べてみるのもよいだろう。こちらはダブルガレージのように見え、右側の観音開きのドアの奥は車1台ゆうに駐められるスペースがあるが、今はホームオフィスとして使用されている。
左側、現在ガレージとして使用しているスペースには、すっきりとした横長のキャビネットがあり、あきらかに2役を兼ねたスペースになっているのがわかる。
眺めよし!
本当に車を愛する人なら、家の中に車を置き、いろんな角度から眺めたいと思うもの。
こちらのゆったりとした家は、スキップフロア+オープンプランの構成となっているため、家事をしながら、家の中に駐めた車をあちこちから好きなだけ眺めることができる。
男のプレイステーション
贅沢この上ない、男の隠れ家スペース。この部屋の主は洗練を知る社交家に違いない。ガラス壁のむこうには車のコレクションを展示し、室内にはクラシックなビリヤードテーブルとフルセットのバー設備。家具も車もハイエンドなものをセレクトしている。
それにしても、実はほとんど乗っていないのではないかと疑いたくなるほど、ピカピカの車が並んでいるのが見てとれる。
最初に到着するゲストは……
ディナー(もしくはテラスでの夏のブランチ)に最初に到着するのは車! この家では、車もお客様なのだ。
田舎で息抜き
大きなガレージでクラシックな車が「ここは自分専用のゲストハウスです」と言わんばかりにわがもの顔をしている。
カントリーウェデイングができそうな、広くゆったりとしたモダンな納屋風のガレージには、写真のMGコンバーチブル含め、ふだんは複数の車を駐車しているそうだ。
車好きに育てたい?
車好きは子供時代から始まるもの? ベビーベッドや子供用ベッドの近くにおもちゃの車を駐めておくと、もしかしたら自分と同じように、車好きに育つかもしれない。
世界最大の住宅デザインプラットフォーム「Houzz(ハウズ)」では、住まい、暮らし、ライフスタイルに役立つ情報を発信中。
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