アメリカ最古の眼鏡ブランド「American Optical(アメリカンオプティカル)」。第35代アメリカ大統領・J.F KENNEDY大統領がプライベートで愛用したことから、最も高額取引されているレアフレームの一つ「SARATOGA」。
金子眼鏡とKAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)がタッグを組んで、「SARATOGA」をベースにFOLDINGGRASSとしてデザインしたサングラス「HYANNIS PORT FOLDING-GLASS "Matte"」。
機能性とデザインを兼ね備えたサングラスを作り出した、金子眼鏡とKAPTAIN SUNSHINEはどんなブランドなのだろうか。
眼鏡の名産地福井県:金子眼鏡株式会社
出典:www.kaneko-optical.co.jp 眼鏡の名産地で名の知れた福井県鯖江市。そんな鯖江市を代表するブランド「金子眼鏡株式会社」は、業界内でほぼ不可能といわれてきた自社で一貫生産を行う“サプライチェーンマネジメント”を可能にした。
全国から集まった職人たちが1から10まで全てハンドメイドで製作。生産効率は高くないが、品質はかなりのものだ。
1998年からはミラノの「ミド」やパリの「シルモ」など、国際的な眼鏡展に参加して本格的に海外進出。
2000年にはニューヨークに初の直営店もオープン。世界の中でもブランドを確立させ、更なるグローバル化を目指している。
実用性を重視したブランド:KAPTAIN SUNSHINE
出典:kaptainsunshine.jp デザイナー・児島晋輔氏が「Waste(twice)」を経て、新たにスタートさせたブランド「KAPTAIN SUNSHINE」。上質な素材で作られた、コンパクトに収納ができる機能性のあるアイテムが揃っている。
児島氏は歴史的背景を踏まえたデザインに加え、こだわりの生地使いに定評がある。2016年より「WOOLRICH(ウールリッチ)」のゲストデザイナーを務めるなど、注目度の高い日本人デザイナーの1人。
「KAPTAIN SUNSHINE」×「金子眼鏡株式会社」は、昨年からコラボ商品を発売。今年注目したいのはサングラス。児島氏がドライブ中に太陽光線で前が見えなくなったことをきっかけにつくられた「HYANNIS PORT FOLDING-GLASS "Matte"」。
一見ボストンタイプのサングラスにみえるが、実は跳ね上げ式。デザインにこだわったこのタイプは数も種類も少なく、日本やドイツなど生産している国がごく少数。折りたたみ式で、洋服のポケットに収まるサイズ感も魅力の一つだ。
この機会にぜひ一度、読者にも店頭に足を運んでみてほしい。
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