ヒトの体はほとんどが水でできている。性別や年齢により違いはあるものの、50~75%は水が占めており、水なしでは4~5日で命を落とすそうだ。
そんな大切な水を摂取するのに苦労するシーンのひとつが「アウトドア」だ。キャンプ場であれば手軽に水を用意できるが、水道施設のない川や山では飲み水を持参しなければならない。また、災害時も飲み水を確保するのが困難になりやすい。
これらの飲料水問題を手軽に解決してくれるのが、クラウドファンディング「Makuake」で支援を募る「ライフセーバーボトル」だ。汚れた水を一瞬で飲み水に変えるこの携帯浄水器は、これまでの携帯浄水器とどこが違うのかを紹介しよう。
細菌・ウイルス・微生物を徹底的に除去
ライフセーバーボトルは、英国の技術者であるマイケル・ブリチャード氏が開発した
携帯浄水器だ。
使い方はシンプルで、フタを開けて水をすくい、フタを閉じて数回ポンプするだけ。これだけでボトル内の水が一瞬で飲み水に変わる。
一般的な携帯浄水器のフィルターの穴のサイズは100~200ナノメートルなのに対し、ライフセーバーボトルは15ナノメートル。
これにより、99.9999%の細菌、99.99%のウイルス、99.9%の微生物を除去できる泥水などいくら汚れた水であってもろ過できるので、化学薬品による消毒も不要だ。
また、活性炭フィルターを搭載しており、農薬、鉛や銅などの重金属といった科学的な残留物も減らす。
そのため、塩素や硫黄といった不純物から発生する味や臭いも取り除いてくれる。
効率良くろ過して3年分の飲み水のを確保できる
ろ過すると聞くと、時間がかかるのではと思うはず。しかし、ライフセーバーボトルは、1分あたり約2.0リットルの水をろ過できる。これだけのスピードであれば、かなり手軽に使えるだろう。
また、一般的な携帯浄水器のろ過容量は200~200リットルが一般的だが、本製品は4,000リットルのろ過容量を誇る。これは1人なら3年分の飲み水に相当するので、家族での利用にも向く。
使いやすさにも工夫が施されており、通常の携帯浄水器はフィルターの交換時期がわかりにくい。
それに対し、ライフセーバーボトルには「フェイルセーフシステム」が搭載されているので、交換時期が来ると自動的にフィルターが使えなくなる。これなら交換時期を過ぎて使い続けることがないので安心だ。
あらゆる場面で水を何本も持ち歩く必要がなくなる
本体の重さは635グラムで、製品容量は750ミリリットル。キャンプやハイキング、災害時に役立つことに最初に触れたが、できるだけ身軽でいたい山登りにも役立つ。
また、飲み水が手軽に手に入りにくい海外への旅行や出張にも便利。実際、過酷な環境のなかで作業をする英国軍にも採用されている。
現在支援できるコースでは30%オフの2万9,800円で購入できる。
また、このプロジェクトは成約金額の5%分にあたるライフセーバーボトルを日本赤十字社に寄付することが決められている。プロジェクト支援の残り日数は約60日。地球上のあらゆる水問題を解決してくれるかもしれないライフセーバーボトルをいまのうちにチェックしておこう。
アウトドア・災害対策・海外滞在に。軍も採用する携帯浄水器「ライフセーバーボトル」 | クラウドファンディング Makuake(マクアケ)
LIFESAVER bottle(ライフセーバーボトル)は、汚れた水を一瞬で飲み水に変える「魔法の携帯浄水器」です。今までにも携帯浄水器はありましたが、・微細な細菌やウィルス等が取り除けない(化学薬品による消毒が必要)・濾過できるまでに時間がかかる(濾過流量が少ない)・フィルターの寿命が短い(濾過容量が少ない)・フィルター交換の適切な交換時期がわからない・高
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