春の訪れを感じると、頭を過るのが「お花見」。桜を眺めながら、友人や同僚たちと花見酒する予定がある人もいるだろう。
2018年の開花予想では、東京で桜が満開になるのは「3月26日頃」、大阪では「4月1日」とのこと。
今回は都内で花見酒の予定がある人に向けて、都内でお酒を飲みながらゆっくり花見できる宴会可能な穴場の都内花見スポットを5つ紹介したい。
なお、定番の都内花見スポットも含まれているが、きちんと理由があるのでそちらもチェックしてもらいたい。
宴会可能な都内オススメの花見スポット①:隅田公園
【都内の穴場花見スポット】隅田公園(浅草駅)
個人的ナンバーワンの都内花見スポットは、隅田公園。東武スカイツリーライン・東京メトロ銀座線の浅草駅から徒歩約5分、隅田川沿いにある公園だ。
広大な芝生広場などはないが、スカイツリーと桜並木のコラボレーションを見ることができる。
浅草駅付近にはコンビニやスーパーもあるので、お酒やつまみの仕入れもしやすい。
2016年4月3日、隅田公園にて筆者撮影。帰り際に雨が降ってきたが、ビール片手にスカイツリーと桜を拝めて満足。夜になると提灯が桜を照らし、期間限定で桜色にライトアップされたスカイツリーが。
【都内の穴場花見スポット】15人程度の宴会〜デートにオススメの隅田公園
大きなグループでの宴会には不向きだが、デートや10人程度の飲み会、気の知れた友人グループと飲み交わすには申し分ない広さがある。
景色の美しさの他にも、隅田公園付近にたくさんある居酒屋の存在も欠かせない。
「ホッピー通り」や「初音小路飲食店街」など、浅草のディープな居酒屋で二次会を楽しもう。
【穴場】宴会可能な都内オススメの花見スポット②:上野恩賜公園
【都内の穴場花見スポット】上野恩賜公園(上野駅)
王道だが、酒好きの花見には上野恩賜公園は外せない。桜のトンネルのような並木道の様子は、テレビなどで見たことがある読者も多いだろう。
【都内の穴場花見スポット】少人数なら空いている場所ですんなり飲める!
定番スポットである上野公園だが、とにかく公園の敷地面積が広いため、意外にも場所が空いていることもある。
早めの時間に場所を取り賑やかに大人数で飲むのも、空いているスペースを見つけて少人数グループで花見酒するのも楽しいのが上野恩賜公園なのだ。
【都内の穴場花見スポット】お酒を片手に桜並木を散歩できるのは上野公園ならでは!
公園付近の屋台で焼きそばやモツ煮などのお酒のつまみを購入することもできる。
隅田公園同様、上野恩賜公園の周辺にもディープな居酒屋が揃っているため、小洒落た店よりも、とにかく楽しく酔える店がいい!という酒飲みたちにはうってつけの都内花見スポットだ。
缶ビール片手に桜並木を散歩した後に、居酒屋でワイワイ過ごす……そんな花見の仕方もオススメしたい。
【穴場】宴会可能な都内オススメの花見スポット③:飛鳥山公園
【都内の穴場花見スポット】飛鳥山公園(王子駅)
知る人ぞ知る花見スポットが飛鳥山公園。
北区にある飛鳥山公園は、JR京浜東北線・東京メトロ南北線の王子駅を出てすぐのところにある。
江戸時代から桜の名所として、愛されて来た飛鳥山公園。少し階段を登らなければならないが、公園の下に東武ストアやマクドナルド、松屋などがある。つまみやお酒の調達がしやすい。
【都内穴場花見スポット】とことん宴会を楽しむのにオススメな飛鳥山公園!
比較的静かな場所で、日没から21時まで、ぼんぼりに灯りがついているため夜桜を楽しむこともできる。
2018年は3月31日(土)、4月1日(日)10:00〜16:00に「北区さくら SAKASOまつり」が開催予定。
おでんやモツ煮、鉄板焼きなどの屋台が出店されるので、花見酒のつまみ調達にはもってこいだ。
【穴場】宴会可能な都内オススメの花見スポット④:代々木公園
【都内の穴場花見スポット】代々木公園(原宿駅)
by angelicalbite花見シーズンでなくとも、芝生の上でピクニックを楽しむ人がたくさんいる代々木公園。
春になると約700本もの桜が園内のいたるところに咲き誇るため、花見シーズンも大人気のスポット。
【都内の穴場花見スポット】スポーツもできる!大人数の宴会にオススメな代々木公園
代々木公園は、大人数でスポーツなどをやりながら宴会をしたい人にオススメしたい。
公園の面積が広いので、30人程度の規模であれば休日でも9時前に場所取りすれば間に合うだろう。
表参道で写真映えするグルメを買い込んで、レジャーシートの上に広げればまたたく間にSNSでアップしたくなるような構図になる。
ただ、トイレに30分待ち……というケースもあるので、お酒を飲むと頻繁にトイレに行きたくなる読者には不向きかもしれない。
【穴場】宴会可能な都内オススメの花見スポット⑤:砧(きぬた)公園
【都内の穴場花見スポット】砧公園(用賀駅)
出典:kinutakoen.com【都内の穴場花見スポット】気の知れた仲間と外でゆっくり飲むのオススメ!
駅から離れているが、気の知れた仲間で外でゆったり飲むとしたら砧公園がオススメ。
東急田園都市線・用賀駅から徒歩20分、または東急バスの利用で公園へ行くことができる。
約840本の桜と、青々とした芝生のコントラストを楽しめる砧公園。
公園の近くにはスーパーなどの買い出しスポットは少ないが、花見シーズンには「カクヤス 用賀店」が公園の北門までお酒を配達してくれるので、お酒類の心配は不要だ。
Uber Eatsや楽天デリバリーなどの出前サービスを使えば、ピザや寿司、ケータリングを公園まで持ってきてもらうこともできる。
出前などを頼んで、いつもとは一味違うリッチな花見をしてみよう。
【穴場】宴会可能な都内オススメの花見スポット⑥:猿江恩賜公園
【都内の穴場花見スポット】猿江恩賜公園(住吉駅)
【都内の穴場花見スポット】交通アクセス◎ 下町でまったり花見したい人におすすめ!
都内の穴場花見スポットとして、最近注目を集めているのが「猿江恩賜公園」。
中央広場にある時計塔でお馴染みの猿江恩賜公園は、隅田公園と同様に桜とスカイツリーのコラボレーションを楽しめることができる花見スポットだ。
穴場スポットというと駅から距離があるためバスに乗る必要があるなど、交通アクセスが悪い場所が多い。
しかし、猿江恩賜公園は都営地下鉄新宿線・東京メトロ半蔵門線「住吉駅」のA3出口から徒歩2分と、交通アクセスも良好なのだ。
桜の真下などのロケーションのいい場所を取るなら少し早めに行くのがおすすめだが、中央広場以外の場所であれば午後も比較的に場所取りしやすい。
公園付近には「ライフ」「まいばすけっと」といったスーパーもあるため、買い出しにも困らないのが高評価だ。
親しい仲間とゆっくり下町で語り明かすもよし。カップルで下町散策をした後に、公園でまったりと夜桜鑑賞するもよし。
気張らずに花見したい人におすすめの花見スポットだ。
番外編:花見に持って行ったほうがいいもの7アイテム
紹介した5つの花見スポットは混雑が予想される場所から、比較的に場所取りしやすい場所までさまざま。
しかし、花見に持って行ったほうがいいものは、どの場所にも共通している。
花見に持って行くべきアイテム7つ
-
レジャーシート
大人数での宴会では使い捨てできるブルーシートが良い -
ダンボール
長時間地面に座るのが楽になる。箱状に戻せばゴミ箱にもなる -
膝掛け・防寒具
空気が冷え込んだときのための寒さ対策 -
お湯
花見中は暖かい飲み物が欲しくなったときに役立つ -
ウェットティッシュ
準備・片付けで手足が汚れたときに使用。オススメは大容量タイプ -
水に流せるティッシュ
トイレでペーパーが切れているときに便利 -
靴下
こぼしたお酒などで靴下が汚れたときの替え
以上、都内の花見スポットを紹介した。「花より団子」ならぬ「花より酒」という読者は、花見を理由に堂々と外で宴会をしてみてはいかがだろうか。
開放的な場所で飲むと、思わず飲みすぎてしまうものだ。
くれぐれも飲み過ぎには注意して、桜の美しさを肴にほろ酔い気分を味わってほしい。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう