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THE IMPRESSION|サンシャイン池崎「ジャスティス人生哲学」

U-NOTE編集部

2017/03/03(最終更新日:2017/03/03)


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 「イェエエーーーーイ!!!」と絶叫するハイテンションな芸風で、現在大ブレイク中のサンシャイン池崎さん。

 実は国立大学を卒業後にお笑い養成所に入学したという、高学歴芸人でもある。そんな彼のプロフェッショナル哲学とは? 空前絶後のインタビューをお届けしよう!

サンシャイン池崎|IKEZAKI 
SUNSHINE
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1981年10月9日生まれ。鹿児島県出身。ワタナベエンターテインメント所属。コンビ解散後、ピン芸人としてブレイク。「空前絶後の超絶孤高のピン芸人!」から始まる自己紹介ネタや「バーニングコント」で人気のハイテンション芸人。

哲学1:思い立ったらやるしかない! てか、やらないと死ぬッ!

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——池崎さんは、大分大学工学部を卒業されていますよね。なぜ芸人になろうと思ったのでしょうか。お笑いの世界に飛び込むことに、怖さは感じませんでしたか?

池崎:もともとお笑いが好きだったんです。高校や大学の頃から文化祭でコントをやっていて、ずっとお笑いの道に進みたかったけど、鹿児島だったから方法もわからなくて。そうしたら大学4年生の時、彼女が「ワタナベコメディスクール開校」(芸能事務所ワタナベエンターテインメントによるタレント養成所)っていう雑誌の広告を見つけて、「これ行けば?」って言ってくれたんです。それがきっかけですね。

お笑いをやることに関しては、全然怖くなかったです! 就活もなんもしてなかったし(笑)。むしろ、お笑いをやりたかったからやらないほうが怖かった。やらない後悔のほうが大きいじゃないですか。「行ったれ!」って感じでしたね。やらないと死ぬんで!

——2005年にワタナベコメディスクールに入り、その後ブレイクするまで長かったのではないかと思います。苦労はありませんでしたか?

池崎:お笑いの収入はゼロ! でも、バイトはめっちゃ入れてたので「お金ないわー」みたいな苦労はありませんでした。

——「このまま売れないんじゃないか」という迷いは?

池崎:たま〜にありましたけど、ほとんどないっす! ヘンに自信があったんで。今35っすけど、30超えてやめたら逆にもったいないじゃないですか。売れなかったらしょうがない。やるしかない! みたいな感じでした。

——U-NOTE読者には、転職や起業を考えている会社員も多数います。そういった方に向けてアドバイスはありますか?

池崎:やらずに後悔するより、やったほうがいい! 悩んで何もしなければ、4、5年後に絶対「やっておけばよかった」って思うはず。だったら、やるしかないっすよ!

哲学2:偶然から生まれるヒットもある!

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——今や、テレビで観ない日はないほど活躍されています。ご自身では、ブレイクのきっかけは何だったと思いますか?

池崎:ずっとテンション高い芸風でやってきましたけど、それってライブだとそこそこウケるんです。でも、オーディションには引っかからなくて。そこで、3年ぐらい前から今やってる自己紹介ネタを作りました。それまでは普通に「サンシャイン池崎です!」って名乗ってましたけど、「空前絶後のピン芸人!」みたいなかっこいいフレーズをつけたいなと思って。最初は今ほど長くなかったですけどね。

でも、ネタ見せで披露したら、めちゃくちゃ噛んで。「もう1回やっていいですか?」、また噛んで「もう1回お願いします」って、結局3回ぐらいやり直して。でも、それが「お前、いつまでやんねん」ってウケたんです。「なかなか名前を言えないのもアリだな」「むしろ名前を最後まで言わないぐらいのほうが面白いのかな」って、あの自己紹介ネタが生まれました。偶然の産物ですね。

——まさか偶然の産物だったとは。

池崎:最初にライブで披露した時は、めっちゃ怖かったですけどね! 初めてのネタは、ウケるかどうかわからないから怖いんです。でも、めちゃくちゃウケました。それがきっかけで、「もっといろんなネタを作ろう」と思いましたし、人にも相談するようになりました!

哲学3:ブレるな! そして謙虚であれ!

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——池崎さんがお仕事をするうえで、大切にしていることは?

池崎:ブレないことです! テンション芸は、貫くことが大事。変におとなしくならないようにしたほうがいいかなって思ってます。あとは謙虚に!

——芸能界での恩人、お世話になった方はいますか?

池崎:クールポコ。さんですね。7、8年ぐらい前から、メシに連れていっていただいたりして可愛がってもらってます。昨日も一緒に飲みました(笑)。あのお二人は、人づきあいがめっちゃうまいんです。営業先で知り合った企業の社長さんとも、すぐに仲良くなるんですよね。「謙虚にいけ」という教えも、お二人からよく言われる言葉です。

——池崎さんは人づきあいは得意ですか?

池崎:得意じゃないんです。面倒くさがり屋なので、自分から誘うことはめったにありません。誘われたら、もちろん行きますけど。

——仕事上で苦手とするタイプは?

池崎:ないですね! 芸人って特殊だし、それぞれの生き方があるから、否定のしようもありません。借金してダラダラやってるヤツもいるけど、それも芸につながる可能性がある。全部アリです!

——では、叶えたい夢はありますか?

池崎:猫飼いたいですね(笑)。猫、超好きなんですよ。今は部屋が狭いんで、もうちょっといいところに住んで猫を飼うのが夢。猫好きとしては、やっぱり捨て猫を飼うのが理想かな。大きめのソファと大きめのテレビがあって、あと猫がいれば最高!

——最後に、池崎さんにとってプロフェッショナルとは?

池崎:その人のスタイルがちゃんとあって、プライドを持っていること。あと、期待どおりのことをちゃんとする人! それが僕の考えるプロフェッショナルでぇーーーーすッ!

INTERVIEW/TEXT:U-NOTE編集部
PHOTO:石川元

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