2月16日の記者会見で、アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏はCNNを含めたメディアを「フェイクニュース」と批判した。
それを受けて、CNNのアンカーを務めるジェイク・タッパー氏は、トランプ大統領を批判した。以下がその書き起こしである。
彼は社会的弱者に注目した大統領に見えない
ジェイク・タッパー氏によるコメント
あの記者会見は乱れた記者会見でした。そもそも、あの記者会見の意図としては、新たな労働省の長官候補アレクサンダー・アコスタ氏を紹介することにあったのだと思うのです。しかし彼は、アレクサンダー・アコスタ氏よりもジム・アコスタ氏(CNNの記者)について話した。そして彼は、アレクサンダー・アコスタ氏よりもヒラリー・クリントン氏について話した。
トランプ大統領は記者会見の最初の部分を、彼が呼ぶ「フェイクメディア」が十分な注意を向けていないと言う業績に費やしました。しかしその一方で、彼はこの国のためにしている業績に注目して、楽観的、肯定的な視点を提示するどころか、不満の発信だった。それは、メディアに対する苦情だった。
彼は、「漏えいした情報は本物だが、ニュースは虚構だ」と言った。これは首尾一貫していない意見だ。また、NBCのピーター・アレクサンダー氏が指摘したように、彼は本当ではないことを言った。それは、彼がレーガン大統領以来の選挙の圧勝をしたということです。それは、本当ではない。
クリントン氏(恐らくはビル・クリントン氏のこと)、オバマ氏、ジョージ・H・W・ブッシュ氏は全員彼より圧勝していた。話題を変えて、もしあなたが危険な状況下にある兵隊であったり、過密地区やアパラチアのお腹の空かせた子供であったり、スチールタウンでの失業者であるならば、あなたの特定のニーズや望みに集中している大統領に、彼は見えない。
彼は、自分のことが悪く書かれているニュースに集中している大統領だ。あの記者会見は錯乱していて、乱れていた。そして、米国議会とホワイトハウスにいる共和党の人らが、これがこの大統領に投票した44%の人にとっては受けがいいが、多くのアメリカ人は、あの記者会見を見て、「この人は私のことを見ていない。彼が何に注目しているかもわからない」と思うということを、理解できないのが信じられない。
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