最近、スマートフォンやパソコンでスケジュール管理を行う者をよく見かける。しかし依然としてペンさえあれば自由自在に書き込める手帳は捨てられない。
そんな方におすすめなアイディアを開発するグループがある。今回は開発が進むGoogleカレンダー連動サービス「Magic Calendar」を紹介する。
紙とデバイスの中間を目指す
出典:static.googleusercontent.com Googleカレンダーと連動させて動く高度なインクカラーディスプレイ「Magic Calendar」。
スマートフォンからスケジュールを記録すると、そのままカレンダーに反映される。普通のカレンダーのように壁に貼って利用でき、どこからでもそのカレンダーに書き込むことが出来る。
出典:www.android.com 例えば、家族のスケジュールを共有したい時にそのカレンダーを見れば一目瞭然だ。思いついたらすぐに記録しておくことができるので、書き込みを忘れてしまう心配もない。
紙のカレンダーの良さである、ぱっと見てわかる視認性。いくつものデバイスで管理できる利便性。この2つを合わせもつまさに紙とデバイスの中間的な立ち位置である。
コーディネートでカレンダー以外も対応可能
出典:www.android.com カレンダーのデザインは自由自在。カレンダーの他にもレシピやポスターの共有にも最適だ。常に最新情報を表示するので、自分の気分に合わせてアイテムを変化させることができる。
通常のカレンダーであると、機能性は良くてもデザインが物足りなかったり、その場にいかないと見られなかったり不便を要することが多々ある。そんな不便さを一気に解決してくれる最高のアイテムになりそうだ。
Android Experiments OBJECTのグランプリ
出典:www.android.com Magic Calendarは「Android Experiments OBJECT」でグランプリを獲った。これはオープンソースのプラットフォームであるAndroidが世界をもっと便利に楽しくするアイディアを形にするプロジェクト。今回はMagic Calendarを含む4つのプロダクトが選ばれた。
他3つのプロダクトには襟につけて自分に会った英会話レッスンができるマイク「ELI/English Learning Intelligence」今いる場所の別の時間にみせる景色を映し出す「Chronoscape」妊婦を周囲に知らせる「Smart Maternity Mark」が選出された。
出典:www.android.com Magic Calendarは、アナログとデジタルをつなぐ未来を描いた。デザイナーの坪井さんは、紙が持つ手触りや質感、重みを保ちながらデジタルに動いていく驚きが今後期待されると述べている。
ぱっと一目でわかり、ビジネスからプライベートまで一括管理できるMagic Calendar。このプロダクトは現在開発進行中であり、いずれ生活を便利で豊にするアイテムとして更なる進化を遂げて商品化されるだろう。今後の動向に期待が高まる。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう