バレンタインといえば女性のイベント……という認識があるかもしれない。しかし2017年は、チョコを貰うのではなくセルフで調達する「俺チョコ」というワードが注目されている。
本記事では「俺チョコ」におすすめ、アルコールを使用した大人の「酒スイーツ」を紹介したい。
人気の日本酒「獺祭」と有名パティスリーがコラボ
日本酒好きの人でなくとも聞いたことのある銘柄「獺祭」。大人気の日本酒である獺祭が、実はチョコレートになっていたのだ。
その先駆けとなったのが写真の「獺祭ショコラ（税抜2,300円）」。高級ショコラ専門店「ショコラティエ・パレ・ド・オール」のオーナーシェフ・三枝俊介氏によって作られたチョコだ。獺祭磨き二割三分のお酒と酒粕がチョコに練りこまれている。
獺祭とコラボしているのは同店だけではない。スイーツと獺祭の美味しいコラボを見ていこう。
獺祭×堂島クリームショコラ
「堂島ロール」でおなじみのパティスリーモンシェールとコラボして出来たのが「獺祭×堂島クリームショコラ（8個入り、税込2,400円）」。堂島ロールに使用されている生クリームに、「獺祭磨き 二割三分」を贅沢にブレンドしている。
口に入れるとすぐに溶けてしまうふわふわのクリームと、獺祭の香りを楽しめるチョコレートだ。
獺祭酒粕入りパウンドケーキ
獺祭を作る過程で出る酒粕を使用した「獺祭酒粕入りパウンドケーキ（ショコラ8個入りセット、税込4,800円）」。しっとりとしたパウンド生地からは、ほんのりと甘い獺祭の香り。獺祭のフルーティな味わいと、パウンドケーキの濃厚な卵の味わいが絶妙な一品だ。
獺祭スパークリング 生チョコレート
鎌倉のチョコレート専門店「ca ca o」と獺祭がコラボして完成した「獺祭スパークリング 生チョコレート（16個入り、税抜2,376円）」。「サロン・デュ・ショコラパリ2016」では、2,000個完売した人気のチョコレートだ。
希少なカカオ豆「トリニタリオ種」を使用した、独特なアロマ風味を持つチョコレートに甘さ控えめの「獺祭スパークリング」をブレンド。
200回以上の試作の末に完成した生チョコレートは、獺祭スパークリングの爽やかな味わいを楽しめる繊細な仕上がりになっている。
希少なカカオ豆「トリニタリオ種」を使用した、独特なアロマ風味を持つチョコレートに甘さ控えめの「獺祭スパークリング」をブレンド。
200回以上の試作の末に完成した生チョコレートは、獺祭スパークリングの爽やかな味わいを楽しめる繊細な仕上がりになっている。
スイスのチョコブランド「ゴールドケン」のリカーコレクション
スイスの高級チョコレートブランド「ゴールドケン」。同ブランドからは、本物の蒸留酒を使用した「リカーコレクション（税込972円）」が販売されている。
アメリカのウイスキー「ジャックダニエル」。オレンジの風味がするフランスのリキュール「コアントロー」。ブランデーの中でも有名な「レミーマルタン」。著名な蒸留酒がチョコレートの中にたっぷりと入っている。
ストレートにお酒の味わいを楽しみたい、蒸留酒好きの読者にオススメのチョコレートだ。
「西酒造」の宝山シリーズを使用したプレミアムショコラ3宝山
160年の歴史ある焼酎「宝山」を使用した「プレミアムショコラ3宝山（税込1,296円）」。芋焼酎好きなら1度は飲んだことがある「富乃宝山」「吉兆宝山」「白天宝山」の3銘柄が、チョコレートに混ぜ込まれている。
他のチョコレートでは味わうことのできない、芋焼酎とチョコレートの大人な味わいはまさに“プレミアム”。バレンタインの期間限定商品なので、食べてみたい読者は早めにチェックしておこう。
チョコよりも和菓子が好き：「とらや」の甘杯
羊羹で有名な老舗和菓子店「とらや」。そんな歴史ある和菓子店からも、アルコール入りのお菓子が期間限定で登場した。
3月15日までの期間限定で販売されている「甘杯」。富山の酒蔵「枡田酒造店」の「増寿泉（ますいずみ）」を使用した羊羹だ。
小豆色の羊羹は「甘杯 満寿泉純米大吟醸入（税込864円）」。キレのある軽やかな口当たりが特徴の純米大吟醸の風味を、しっかりと感じることができる。白色の羊羹は「甘杯 満寿泉貴醸酒入（税込864円）」。上品な甘みのある満寿泉 貴醸酒に、白餡がマッチしている。
チョコの甘みよりも、和菓子のような優しい甘みが好みの読者にオススメの酒スイーツだ。
以上、アルコールを使用したスイーツを紹介した。甘すぎる食べ物は苦手……という読者も、酒の苦味やアルコールを感じられる酒スイーツなら楽しめるはず。
今までは、女性から男性にチョコレートをあげるのが常識だったバレンタイン。2017年は「俺チョコ」として、仕事を頑張っている自分へのご褒美を購入してみては。
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