米国がハリケーンによって広範囲で通信キャリアの電話障害がでたことがきっかけで開発が始まった「goTenna」。
今回は、海外での旅行やアウトドアスポーツ、防災グッズとしても大活躍間違いなしのgoTenna/goTenna MESHをご紹介しよう。
電波が無くても繋がるガジェット「goTenna」
出典:www.facebook.comgoTennaってどんなガジェット?
goTennaは電波の入らない場所など、どんなシーンでも内蔵されている通信ユニットの電波を使って、goTenna同士が通信できる米国発のアイテムである。
専用のアプリをインストールし、Bluetoothを通じてgoTenna本体をスマートフォンと接続することで、スマートフォンをオフグリッドでの使用を可能にし、メッセージやGPS情報のやり取りができるようにするのだ。
goTennaが作る独自のネットワーク
出典:www.facebook.com goTennaのスゴイ点は、独自のネットワークを作り出すことが可能な点が挙げられる。
通信距離は環境によって左右されるが、1マイル~3マイル(1.6キロ~4.8キロ)までの範囲で電波を飛ばすことができる。そしてgoTennaを複数台経由すれば、通信可能距離は更に伸び、相手が自分の通信圏内いなくても、他のgoTenna を中継器として通信できるようになるのである。
go Tenna機能を簡単にご紹介
メッセージング/確認機能
出典:www.facebook.com メッセージ機能は、1対1もしくはグループにメッセージを送信することができる。iOS、AndroidなどOS関係なく通信可能で、相手にメッセージが届かなかった場合にも自動的にメッセージの送信を再試行してくれる。
また、相手に正常に届いているか、誰に届いていないのかも確認できるため、災害時だけでなく、アウトドアで仲間と逸れても事故を未然に防ぐことができるだろう。
オフラインマップ/場所の共有
出典:www.facebook.com goTennaのオフラインマップ機能は、世界中のマップがダウンロード可能で、もちろんスマートフォンがオフラインの状態で使用できるようになっている。さらに、その状態でスマートフォンのGPSが利用可能になるのだ。
GPS機能を利用して、自分の位置情報と相手の位置情報を共有し合うことも可能なため、海外旅行など、スマートフォンが使えない環境でもスムーズに待ち合わせができそうだ。
マルチな場所で大活躍の理由
出典:www.gotenna.com 簡単にgoTennaがどんなものか、機能等を紹介してきた。機能だけでなく、デザインや性能も洗練されておりスタイリッシュなのも魅力の1つだ。
本体はmicroUSB端子経由で充電し、連続動作時間は24時間以上。本体サイズは約W147.3xH25.4xD12.7mm、重さは56.7gというクオリティ。
そのシンプルかつコンパクトな本体と性能、便利で実用性のある機能を持ち合われたgoTennaは、災害時や海外旅行、アウトドアでの連絡手段として大活躍するだろう。
新登場goTenna MESH
出典:www.gotenna.com 最後に、現在(2017年2月3日)予約販売が行われているgoTenna MESHを紹介したい。goTennaとメインの機能は変わらず、更にスマートになったのがgoTenna MESH。
goTenna MESHは、ストラップ部分がナイロン製からゴムに変わったり、更に軽量化が図られるなどパワーアップした製品になっている。
出典:www.facebook.com goTennaたった1つをアクセサリ―として鞄に付けるだけで海外での緊急連絡手段を確保できる他、アウトドアスポーツを楽しんだり、防災グッズとして便利なアイテムだ。
現時点では日本未上陸の製品のため国内でのサービスは開始されていないが、今後防災グッズとして日本での活用を期待したい。
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