ドナルド・トランプ大統領は1月25日のメキシコの壁に相次ぎ、更なる大統領令に署名した。その内容は、イスラム圏7か国―シリア、イラク、イラン、イエメン、リビア、スーダン、ソマリアの一般市民のアメリカへの入国を90日間禁止し、難民の入国許可を120日間延期するものである。
これを受けて、30日にケビン・ルイス氏(前大統領のスポークスマン)はツイッターを通して前米大統領のバラク・オバマ氏の声明を発表した。その声明全文を日本語に訳していく。
前大統領は人を宗教や信念で差別することに対して根本的に反対
前大統領オバマ氏は国中のコミュニティーで起こっている結束(デモなど)の度合いに元気付けられています。大統領としての最後の公式な演説にて、彼は市民の大切な役割とアメリカ人全員が如何に我々の民主主義の守護者となる義務があるかを説きました―その義務というのは選挙期間のみではなく、毎日です。
アメリカ人としての価値観が問われている今、市民が団結し、選出議員に声を届けるという憲法上の権利の執行を見るのは、まさに私たちが期待していることでした。
オバマ大統領の外交政策の決断との比較に関して言うならば、以前も聞いたことがあるように、彼は宗教・信条に基づく個人への差別の意向を根本的に反対しています。
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