日本を代表するバッグブランドとして、国内外を問わず世界中で愛される吉田カバン。昨年80周年を迎えるなど、長きに渡り確固たる地位を確立し続けている。
質実剛健な品質や普遍的なデザインなど特徴を挙げればキリがないが、なんといっても特筆すべきはコラボレーションの多彩さだろう。有名ブランドはもちろん、知る人ぞ知る新進気鋭のブランドとも精力的にコラボする、吉田カバンのコラボレーションに、本記事では迫っていこう。
吉田カバンが愛される理由は徹底した「こだわり」
出典:www.yoshidakaban.com 毎年、両手では数えきれないほどのブランドとコラボレーションを発表する吉田カバン。なぜ、これほどまでに世界中のブランドとコラボレーションを続けられるのだろうか?
大きな理由に、吉田カバンが「日本製」への徹底したこだわりが挙げられる。それも並のこだわり方ではなく「裁断」から「仕上げ」に至る一切の作業を日本国内で行うのだ。
バッグに使う素材こそ、世界各国から部材メーカーが調達したものを使うが、最終工程をどの国で行ったかで「〇〇製」が決められるアパレルブランドにおいてこの徹底ぶるはかなり珍しいと言えるだろう。
「職人を絶やさない」という創業者の熱い思い
吉田カバンがここまで日本製にこだわるのは「日本の職人を大切にしたい」という思いから。一介の職人でもあった創業者の吉田吉蔵氏の「日本の職人を大切にして絶やさない」という考えが今に受け継がれているのである。
職人たちが「一針入魂」の思いで作る吉田カバンの製品は、ゆえに非常に頑丈だ。一本筋の通った企業姿勢と、鞄に求められる原始的な性能を欠かさないからこそ世界中で支持され、多様なコラボレーションが実現しているのだ。
「欲しい」がきっと見つかる、コラボアイテムを紹介
STUDIOUS×ポーター「ヘルメットバッグ」:29,160円(税込)
まず紹介したいのは、次世代セレクトショップとしてスタートし、確固たる地位を確立するまでに成長した「STUDIOUS(ステュディオス)」とのコラボアイテム。
ナイロンツイル生地にPVC加工を施した生地を使用しており、軽く背負いやすく、鞄の重さが負担にならない作りとなっている。
ステュディオスもまた、「日本」にこだわったセレクトとモノ作りをするブランド。両者の強みが重なったコラボと言えるだろう。
ナイロンツイル生地にPVC加工を施した生地を使用しており、軽く背負いやすく、鞄の重さが負担にならない作りとなっている。
ステュディオスもまた、「日本」にこだわったセレクトとモノ作りをするブランド。両者の強みが重なったコラボと言えるだろう。
MARNI×ポーター「2WAY TOTE DT」:39,960円(税込)
ポーターのコラボを紹介するうえで欠かせないのが、世界を代表するラグジュアリーブランドであるMARNI(マルニ)とのコラボ。
マルニが吉田カバンのモノ作りに深く共感したことから始まったこのコラボは今年で8回目と、既にお馴染みのコラボとなっている。
こちらのトートは、レザーの素材と加工をイタリアでマルニが、バッグ本体を吉田カバンが日本で製造している。伊勢丹オンラインストアで購入可能となっているので、ぜひチェックしてみてほしい。
マルニが吉田カバンのモノ作りに深く共感したことから始まったこのコラボは今年で8回目と、既にお馴染みのコラボとなっている。
こちらのトートは、レザーの素材と加工をイタリアでマルニが、バッグ本体を吉田カバンが日本で製造している。伊勢丹オンラインストアで購入可能となっているので、ぜひチェックしてみてほしい。
DIESEL×ポーター×横尾忠則「DAYPACK」: 42,120円(税込)
通常のコラボだけでなく、30周年を迎えるご存知「DIESEL(ディーゼル)」と日本を代表する美術家、横尾忠則氏との“トリプルコラボ”も実施されている。
ポーターを代表する、ナイロンツイル(表面)+ポリエステル綿(中間層)+ポリエステルタフタ(裏面)の3層構造を随所に配しており、耐久性は抜群。
横尾氏自らが語る「具象と抽象が絡み合うアラビアン・ナイトのイメージ」を、DIESELならではのブラックデニムで表現しており、この三者でしかなし得ないコラボとなっている。
ポーターを代表する、ナイロンツイル(表面)+ポリエステル綿(中間層)+ポリエステルタフタ(裏面)の3層構造を随所に配しており、耐久性は抜群。
横尾氏自らが語る「具象と抽象が絡み合うアラビアン・ナイトのイメージ」を、DIESELならではのブラックデニムで表現しており、この三者でしかなし得ないコラボとなっている。
OFF-WHITE×ポーター「2WAY WAIST BAG」:42,120円(税込)
急速な勢いでスターダムに駆け上がり、世界を席巻するストリートブランド「OFF-WHITE(オフホワイト)」のような超新進気鋭のブランドとのコラボも目が離せない。
ブランドを象徴するストライプを大胆に取り入れた印象的なグラフィックデザインは特殊な印刷技術を要しており、吉田カバンならではの術がつまったプロダクトとなっている。
世界のセレブがこぞって買い求める、まさに“今が旬”なブランドとのコラボもまた、吉田カバンの大きな魅力だ。
ブランドを象徴するストライプを大胆に取り入れた印象的なグラフィックデザインは特殊な印刷技術を要しており、吉田カバンならではの術がつまったプロダクトとなっている。
世界のセレブがこぞって買い求める、まさに“今が旬”なブランドとのコラボもまた、吉田カバンの大きな魅力だ。
「バッグ」以外も! バリエーション豊かなコラボレーション
出典:www.yoshidakaban.com 吉田カバンのコラボレーションは何もバッグだけに留まらない。例えば、2017年2月4日から、吉田カバンのストアで順次発売されるこちらの「ポーター×G-SHOCK DW-6900」のようなバッグ以外のコラボにも精力的だ。
完売必至のアイテムなので、気になった方は是非早めにチェックしてほしい。
出典:www.yoshidakaban.com 今では入手困難となってしまったが、「adidas(アディダス)」のようなシューズブランドとのコラボレーションも定期的に行っている。今年発表されたのは「ASICS Tiger(アシックスタイガー)」とのコラボレーション。
スニーカーや腕時計など、バッグだけに留まらないコラボレーションの多様性も吉田カバンのコラボレーションの大きな特徴と言えるだろう。
今年発表されたコラボだけでも二桁に迫る勢いとなっている吉田カバン。記事では紹介しきれないコラボレーションも多く存在するのが残念なところだ。これから発表が控えるコラボにも、自分に合ったコラボがきっと見つかるはずだ。
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