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スキルアップを目指す社会人こそ行きたい!海外インターンシップの魅力

Ai Maeda

2016/12/27(最終更新日:2016/12/27)


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 海外インターンシップと聞くと「誰」が行くものだと想像するだろう。インターンシップと聞くと就職を前にした大学生が勤しむイメージがあるが、社会人が更なるスキルアップを目指すものでもあるのだ。

 日本が海外からの労働者を受け入れているのと同じように、日本人も海外で働くことができる。住み慣れた日本を離れ海の向こうで働く経験はきっと、生活の価値観や仕事に対する考え方に刺激を与えることだろう。

 今回はワーキングホリデーとの違いも含め、一度社会に出た大人こそ行きたい海外インターンシップについて紹介する。

海外の企業で社員になるということ

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 海外インターンシップとは海外の企業や非政府民間団体(NGO)で社員と同等の責任で活動することだ。

 海外インターンシップを取り扱うIntern Styleをみると、インターンを募集している企業はITやアパレル・メディア・貿易・通信と非常に幅が広く受け入れている国もアメリカ合衆国・ドバイ・ヨーロッパと世界中どこにでも行くことができる。

 観光業のスキルを上げたい人はグアムやハワイ、ITやメディアはニューヨーク、製造関連はロサンゼルスというように国・都市により特色があるので、自分のスキルに合わせた場所を選ぶのがポイントだ。

 インターンシップには有給のものとボランティアのものがあるが、よりスキルアップを目指すのであれば責任とキャリアを求められる有給のインターンシップを選ぶべきだろう。こちらは社員と同等の能力を求められるために相応の語学力や経験を求められるが、現地の会社の一員として働くことはボランティアよりも学ぶことが多い。

 インターンと聞くと長期のものをイメージされるかもしれないが、一週間からのプログラムが用意されている。退職の後にインターン体験をするのではなく、盆休み等の休暇を利用して学ぶことが可能だ。勿論、3カ月以上の長期プログラムもある。

 また、受け入れを斡旋する日本の企業によっては英会話教室を開いているところもあり、語学に自信がない人も安心だ。現地でインターンをしつつ、休日に英会話教室へ通う方もいる。

ワーキングホリデーとの違い

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 1980年12月にオーストラリアと日本間で始まったワーキングホリデー協定は、18歳~30歳の日本国民が「文化交流」することを目的としている。

 現地での生活費を稼ぐための労働は認められているが、任される仕事はアルバイトに近い。というのは、ワーキングホリデーはメインのイベントが「仕事」ではなく「休暇」だからだ。現地での仕事に精を出すのではなく、人との交流に重きを置いている。対して海外インターンシップは「仕事」がメインのイベントであるため、任される仕事もアルバイトよりも正社員に近い。
 
 ワーキングホリデーと海外インターンシップは国によって取得するべきビザも違う。ワーキングホリデーは専用の査証を取得するのに対し、インターンシップは「J1ビザ」「就労ビザ」を取得する必要がある。

 J1ビザとは欧米で最長18カ月まで有給で働くことを許されたビザであり、他のビザよりも手続きや費用が抑えられる。

 また、受け入れる会社の負担も小さいので採用されやすい。短大以上(専門学校を含む)の学歴を持つ人にしか認められないという条件は付くが、1年中いつでも申請をすることができ採用されやすいビザであることから一般に「インターンシップビザ」とも呼ばれている。

 ワーキングホリデーの場合は同一の雇用主のもとで働くことができる期限も決まっている。オーストラリアの場合は3カ月だ。インターンシップの場合は国での決まりはないので、長期に渡り同じ職場で働くことができる。

ワーキングホリデーと海外インターンの違い

  • 仕事の責任と種類
  • ビザの種類
  • 働くことができる期間

費用の問題

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 社会人になると奨学金を受けることも難しくなるので、経済的な面を見ても海外で学ぶには留学よりも有給インターンシップが良いだろう。

 社会人という立場から仕事のスキルアップを望む点をみても、断然インターンシップがオススメである。先ほどワーキングホリデーとインターンシップの違いを述べたが、留学とインターンシップでも大きな違いがある。それは、留学はあくまで語学力向上と学業を目的にしているものであるという点だ。

 優良企業の内部構造や柔軟な発想をはじめとするナマのビジネスに触れるには、海外インターンシップ以上に適したものはない。

 しかし、逆の面から言うとインターンシップは留学を超えた存在でもあるということだ。語学力に自信が無いと諦めてしまう方が多いが、はじめは日系企業を紹介されることが多いので安心だ。分からないことは日本人の社員に聞きつつ働く環境は、他言語での会話力も鍛えられる。
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出典:www.internship.or.jp
 インターンシップに関することを扱うSTEP UPという会社のサイトを見ると、海外インターンシップはベテラン過ぎない社会人3年目。20代後半の方が採用されやすい風潮にあったが、今では30代の方も珍しくはないことが分かった。人生の夏休み・モラトリアム期間と呼ばれる大学生活が終わっても、可能性は広がり続けているというわけだ。
 

 海外インターンシップは様々なプランが用意されており、現職と両立することができる。自分が生きてきた環境とは違う場所での出会いにより人脈も広がるだろう。長期間海外で働いた後に現地で就職したい場合はサポートもしてくれる。

 仕事の場は日本だけではない、視野を広く仕事に望むことはこれからの貴方にきっと役に立つはずだ。

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