真冬の寒さを凌ぐ上で、思い浮かぶアイテムと言えば“ダウンジャケット”だろう。そんなダウンジャケットの中でも抜群の人気を誇るのが「西川ダウン」。
日本を代表するセレクトショップ「nano・universe(ナノ・ユニバース)」と寝具業界を牽引する「東京西川」のコラボレーションにより開発されたダウンジャケットである。
本記事では、ナノ・ユニバースの冬季アイテムではダントツの売上を誇り、各種ECサイトでも売上ランキング上位の常連となっている「西川ダウン」の魅力に迫る。
東京西川の技術を結集した「西川ダウン」とは?
出典:www.nishikawasangyo.co.jp寝具のイメージが強い東京西川。オリジナルのファッションブランドとしても名高いナノ・ユニバースとは無縁なようにも思われる人も多いだろう。
西川ダウンはダウンジャケットの新たな価値を模索するナノ・ユニバースが、羽毛のプロフェッショナル集団である東京西川の技術に惹かれ始まったものなのだ。
創業400年以上の歴史を持つ東京西川とのコラボレーションから生まれた西川ダウンは、従来のダウンとは一線を画した、革新的な要素を多く備えたシリーズとなっている。
西川ダウンはなぜ売れるのか? ①抜群の防寒性能
西川ダウンの魅力は何と言ってもその抜群の防寒性能。羽毛布団で有名な東京西川が羽毛を提供しているだけあり、西川ダウンは厳冬にも難なく耐え得る逸品なのだ。
誤解を恐れずいうならば、西川ダウンの防寒性能は“超”がつく高級ダウンに匹敵する。
ダウンジャケットに何より求められる要素を高水準で備えている点が、西川ダウンが売れている要因の一つだと言えるだろう。
西川ダウンはなぜ売れるのか? ②スタイリッシュなシルエット
防寒性に優れたダウンジャケットは、往々にして野暮ったいシルエットになりがちである。
必要以上に着膨れして見えてしまったり、着丈が微妙だったりというダウンジャケットは国内外どのブランドを問わず多い。
西川ダウンのシルエットは非常にスタイリッシュ。シャープなシルエット作りに定評があるナノ・ユニバースの血統を、西川ダウンは色濃く受け継いでいる。抜群の防寒性能を保ちながらもスマートなスタイリングを西川ダウンは約束してくれるのだ。
西川ダウンはなぜ売れるのか? ③脅威のコストパフォーマンス
上記の魅力を踏まえれば、西川ダウンを選ぶ最大の理由にもなるかもしれない。
西川ダウンはとにかく、安いのだ。
通常、高水準の防寒性能とスタイリッシュなシルエットを両立するダウンジャケットの値段は10万円前後とされている。高級ブランドともなれば、さらに値段は倍以上に跳ね上がる。
対する西川ダウンの価格は、4万円前後のアイテムがほとんど。高級ダウンジャケットと同等なパフォーマンスを持ちながらも、高級ダウンの相場の半額以下で手に入れることができるのである。
両メーカーの技術の粋を結集した最上モデルでも価格は約6万円台。脅威のコストパフォーマンスだといえるだろう。
進化を遂げた西川ダウン2017/2018年モデルを一挙紹介!
出典:store.nanouniverse.jp西川ダウンの魅力をもう一つ付け加えるならば、「毎年アップデートを重ね進化するブランド」という点が挙げられるだろう。
2017/2017AWシーズンのテーマは、「Refinement」。男性の持つ色気にフォーカスし、より艶やかに男らしさを装うことを提案するダウンコレクションになっている。
昨年のコレクションをアップデートした西川ダウンの新シリーズを紹介していこう。
西川ダウン2017/18AWコレクションの特徴
- テーマは洗練を意味する「Refinementl」
- 一度作り上げたNISHIKAWAを再構築して、より男性の色気を引き出すデザインに進化
- 「フレッシュアップ加工」により、長く衛生的に使用することが可能
- ドレッシーなスタイリングを叶えるアイテムを多数ラインナップ
「西川ダウンG2ジャケット」:¥39,744(税込)
まず紹介したいのは、西川ダウンの代表的なモデル「西川ダウンG2ジャケット」。
表面撥水機能のついた光沢感のある生地を使用し、ダウンは軽量性と保温性に優れた東京西川の高品質ダウンを使用。
従来のG2ジャケットよりも、カジュアルになりすぎない大人らしい雰囲気を演出できる仕上がりになっている。
防寒性能はもちろん、野暮ったくない、かといって細すぎない絶妙なシルエットが魅力の、西川ダウンが誇るバランスがとれた鉄板モデルといえるだろう。
西川ダウンカグラJKT:¥39,744(税込)
始めに紹介した「西川ダウンG2ジャケット」よりも全体的にコンパクトでスッキリとしたスリムシルエットでモードな雰囲気のモデルが「西川ダウンカグラJKT」。
ラグジュアリーな印象も与える、ナチュラルな光沢感とハリ感のある生地もまた魅力だ。
今年のカグラジャケットはバックシルエットを改良。後裾を長めに設定することで、ジップを閉めたときのシルエットがより美しくなった。
計算された十字キルトがダウンに立体感を出しつつも、体に沿った美しいラインも同時に兼ね備えたスリムモデルだ。
西川ダウンG2ウールJKT:¥42,984(税込)
西川ダウン定番のG2ジャケットをウール地を用いることで、ミリタリー要素と落ち着いた雰囲気を兼備したルックスにアップデートしたウールG2ジャケット。
こちらの西川ダウンには、日本最大の毛織物産地である尾州(愛知県)のウール地を使用している。
海外メゾンにも供給される100%ウール生地は、独特の柔らかさと膨らみを持ち、 落ち着いた大人の雰囲気を放つ。
ナイロンの光沢感が苦手な人におすすめしたい西川ダウンだ。
西川ダウン アーティックジャケット:¥67,824(税込)
最上級の暖かさを備えた西川ダウンのフラグシップモデルをフルモデルチェンジした西川ダウン アーティックジャケット。
光沢感のあるツイルナイロンをベースに使い、アメリカ空軍のナイロン製フライトジャケットであるN-3Bのディテールを複数箇所に取り入れている。
取り外し可能な襟元のコヨーテファーやメタルギア3レイヤーシステム、ポーランド産フレッシュアップダウンを贅沢に封入し、抜群の防寒性能を実現している。
西川ダウンの中でも異彩を放つ、極寒地仕様のN-3Bをベースにミリタリー要素が加えられたデザインも非常に秀逸。
値段は少々張るものの、買ってまず損は無い逸品だ。
西川ダウンリバーシブルベスト:¥32,184(税込)
西川ダウンのコレクションに新たにラインナップされた西川ダウン カグラベスト。
着膨れしやすいベストタイプのダウンだが、こちらの西川ダウンは細身シルエットでシャープな仕上がりになっている。
フードが取り外し可能で、ロングシーズンで着こなせるのがこちらの西川ダウンの魅力。
秋冬はニットの上に、まだ肌寒い春先はカットソーやパーカーの上に羽織るなど、とにかく幅の広いコーディネートを楽しめる。
西川ダウン シングルコート:¥39,744(税込)
その他の西川ダウンのシリーズよりも、細身ですっきりとしたシルエットの西川ダウン シングルコート。
肌触りのいい高密度ポリエステルツイルを使用することで、ウールの質感が苦手な人でも着用することが可能な仕上がりに。
ビジネスコートとしても使えるシンプルな西川ダウンだが、随所に用いたコーデュロイや衿裏に施されたキルトステッチ、ハンドウォーマー仕様のポケットなどと、ディテールにもこだわり抜いた一面もある。
ジャケットの上からも羽織りやすいため、ビジネスとプライベートで兼用できるアウターを探している人は要チェックの西川ダウンだ。
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