スマホを使っていて、どうしても避けたいのが充電切れだ。不測の事態に備えてモバイルバッテリーを持ち歩いている人も多いだろう。しかし、災害時やキャンプでは電源を確保できないのが難点だ。
そんなときにも安心なのがソーラー充電器の存在。クラウドファンディングサイト
Makuakeで先行発売された、日本初上陸の「Solar Paper(ソーラーペーパー)」を入手できたので、さっそく使用レポートをお送りしよう。太陽の下ならどこでも充電可能
YOLK(ヨーク)の「Solar Paper」は、太陽があればどこでも発電できるソーラーパネルを使った充電器だ。太陽の下でパネルを開き、USBケーブルをつなげるだけで、スマホなどUSB充電に対応したデバイスの充電が行える。
USBポートは2つあり、「A」のポートにはApple社製の機器を、「NA」のポートにはそれ以外の機器を接続するようになっている。
NAのポートでもiPhoneやiPadは充電できるのが、充電速度が遅くなる可能性がある。とはいえ、2つコネクタがあるので、2台同時充電できるのは便利だ。
iPhoneのフル充電は最短2時間
ソーラーパネルを2枚使う状態では5Wの充電が可能で、晴天の日は約2時間半でフル充電となる(iPhone 6の場合)。ただし、曇っていると最大7時間かかる。
充電中には上記の写真のように、流れている電流が表示される。5V以下の場合は発電に必要なボルト数に満たず、5.4~6.0Vは弱く、6.01~6.4Vは普通、6.41V以上が太陽光の発電に最適だ。
冬場はよほど晴れた日の昼間でないと6.41V以上の数値は出ないかもしれない。実際、晴れた日の夕方に充電したが、5.25Vしか出なかった。晴れの日の直射日光が好条件なソーラーバッテリーは、使える条件が多少限られるようだ。
一応、パネル部分はIP54基準の防水・防塵機能を備えているので雨の日や、雪でも利用できる。ただし、USB端子部分には防水機能が無いので注意が必要。写真のように、リュックにつけて充電しながら歩くこともできる。街なかでは少し恥ずかしいが、アウトドアならこういった使い方もアリだろう。
また、蓄電機能は備えていないので、蓄電するには市販のモバイルバッテリーを使う必要がある。結局はSolar Chargerとモバイルバッテリーの両方を持ち歩くことがベストな選択だ。
最大6枚まで連結可能
今回はソーラーペーパー本体にパネルを1枚付けた状態で使用したが、パネルは最大15W6枚まで連結できる。
パネルの金属部分にはマグネットが内蔵されており、ペタンと折りたたんで持ち運べるのが利点だ。
本体のサイズは、メインパネルが9cm×19cm×1.1cm、補助パネルは9cm×17.4cm×0.2cmとなっている。重さはメインパネルが75g、補助パネルが65gなので、合わせてもわずか140gとかなり軽量。
ケースが付属するので、ノートを1冊持ち歩くような感覚で、カバンに入れておけるのもいい。とにかく薄くて軽いので、携帯性は申し分ない。
販売価格は1万6,800円(5Wセット)で、現在はMakuakeのストア上で購入できる。アウトドアやフェスでの利用はもちろん、屋外にいる時間が長いビジネスパーソンにもおすすめのアイテムだ。
ソーラー充電器 YOLK Solar Paper(ヨーク ソーラーペーパー)追加 | クラウドファンディング Makuake(マクアケ)
Solar Paper(ソーラーペーパー)用追加パネル2.5Wは、追加でW数を増やしたい、パネルのみが欲しくなった場合にご利用できるソーラーパネル単体です。※ソーラーペーパー本体は付属しておりません。追加パネル単体でのご利用はできませんのでご注意ください。iPhone7/iPhone6s/iPad/Android/スマートフォン/タブレット など各種他対応
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