ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「投資の始め方!?」〜vol.762〜』では、株式投資を始めようとする質問者にホリエモンが厳しいアドバイス。
今回取り上げたのは、「数ヶ月前に500円貯金を始めてみたら30万円ほど貯まったので、当メルマガに刺激を受けて何か投資をやってみようと思っています。メルマガにも出てくるビットコイン(zaif)やTHEO(テオ)などは最近よく目にしますが、何かオススメや気にする点などありますか?」という質問。
ホリエモン「ポートフォリオも組めないのに投資するとか(笑)」
ホリエモンは、「特になし。ってか、たったの30万円で投資とか(笑)」と回答。
30万円の貯金で投資を始めるためのアドバイスを求めた今回の質問だが、ホリエモンはそもそも30万円で投資を始めること自体が無謀だと話す。その大きな理由は、ポートフォリオが組めないことだ。
ポートフォリオとは、簡単に言えば資産運用の組み合わせのこと。例えば、資産が1千万円あったとしても全てを株式に回すのは賢明ではない。リーマンショックのように株式全体の価格が下がってしまうと、計り知れないほどの損失を負ってしまうからだ。
そこで一般的なのが株に250万円、土地に250万円……というように投資先を分けること。これなら株式が暴落しても全体のダメージは少ないし、もしかしたら株価が下落しても土地の価値が上がるかもしれない。このように、投資先を複数用意してリスクヘッジするのが資産運用の大原則であり、そこで重要になるのがポートフォリオなのだ。
しかし、ホリエモンは「30万円じゃ株も1つか2つしか買えないし、ポートフォリオなんて到底無理。これじゃ投機、あるいはギャンブルだよ」と指摘。それぞれの銘柄の単元株(最低購入数)を踏まえると、株を買うためには最低でも5〜10万円程度は必要になる。30万円では、ポートフォリオを組めるほどの株を購入できないのだ。
スマホで1万円から株式投資ができるサービス?
昨今はNISAなど誰でも株式運用するよう勧める潮流があるが、このように現実的には金銭面のハードルがかなり高い。こうした現状を打破するために、ホリエモンはライブドア社の株を購入しやすくしていたのだそう。
今回のゲストで株式会社One Tap BUYの代表取締役CEO 林和人氏も、株式投資の門戸を広げようと尽力している。スマホアプリ「One Tap BUY」は、煩雑なイメージのある株式購入がスマホを3回タップするだけで完了するサービスだ。
さらに、One Tap BUYの強みは各銘柄を1万円から購入できること。これはOne Tap BUYが買った株式を1万円単位で配分するという仕組みで、株価が上下する影響をOne Tap BUYもそのまま受けることになる、いわば一蓮托生のビジネス。こうした方式を採用したのは、多くの人に株式投資をやってみてほしいからだと林氏は話す。
運用できる資産が30万円しかない今回の質問者でも、One Tap BUYなら最大30株運用できるので、ポートフォリオを組むこともできる。ホリエモンも言うように、株式投資の大原則は投資先の分配によるリスクヘッジ。One Tap BUYは、元手が少ない人にとって強い味方になりそうだ。
ホリエモンが株式投資の入門知識を語った『堀江貴文のQ&A「投資の始め方!?」〜vol.762〜』。動画が見たい方はコチラからどうぞ!
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