今年、iPhone 7/7 Plusが発売され、新機能として注目を集めていた決済サービス、“Apple Pay(アップルペイ)”がサービスを開始したことで、クレジットカードの意義が見直されている。
社会人ともなれば出張や買い物など、クレジットカードを使う機会も増えていくだろう。
しかし、中にはまだカードを持っていなかったり、学生時代に一応作ったが、実のところあまり使いこなせていない……という新社会人も多いのではないだろうか。今回はそんな社会人向けに、おすすめできるクレジットカードを紹介していく。
汎用性が高いおすすめクレジットカード5選
クレジットカードを選ぶ基準は様々と言える。知名度、年会費、ポイント還元率などは当然として、どの様な店を日々利用するのか、海外へ頻繁に行くのかによっても”最適”なカードは変わってくる。しかし、何枚ものカードを使いこなすのは容易ではない。
これから紹介するカードはVISA、MasterCard、JCBの3つから国際ブランドを選ぶことができる(「ビックカメラSuicaカード」はMasterCard不可)。審査は厳しくないものばかりなので、まずは2枚、自分がどこでお金を使っているか考えながらカードを選んでみてほしい。
顧客満足度調査で7年連続1位! 「楽天カード」
出典:www.rakuten-card.co.jp ポイント還元率は1%で、楽天市場ならポイント4倍。街のポイント加盟店で使えば最大3倍になる。電子マネー楽天Edyを搭載し、ポイントカードとしての機能も果たす、非常に使い勝手が良いカードだ。ネット通販で楽天市場を利用する人には、特におすすめしたい。
ちなみに、顧客満足度調査は総計12万人以上の利用者からの回答をもとに実施されたもので、7年連続1位は驚異的なものと言える。社会人生活を心地良くスタートさせたい男性に良いだろう。
iDとQUICPayを搭載「Orico card THE POINT」
出典:www.amazon.co.jp iD(NTTドコモ)とQUICPay(JCB)2種の電子マネーを搭載する「Orico card THE POINT」。
コンビニやレストランなどの会計でサインなしで利用できるのが魅力だ。この2つはポストペイド型の電子マネーなので、Suicaや楽天Edyとは異なり、事前にチャージをする必要がない。サインすることを煩わしく感じる、ワイルドな男性にぴったりだ。
また、このカードのもう一つの魅力として、Amazonで非常に多くポイントが貯まるという点がある。ポイント還元率が1.0%であり、さらにオリコモールからAmazonを利用することで、ポイント還元率は2%にもなる。
Amazon公式の「Amazon MasterCardクラシック」はポイント還元率が1.5%(2016年10月27日から、プライム会員は2%)なので、これは非常に高い数値といえる。ネット通販でAmazonを頻繁に利用する人に特におすすめのカードだ。
このカードのデメリットとしては、オリコポイントの有効期限が1年しかないということである。新たにポイントを獲得しても更新されないので、年間利用額が少ない人、ポイント交換を忘れてしまいがちな人は注意してほしい。
Tカード機能搭載「Yahoo! JAPANカード」
三越伊勢丹が導入したことが話題になったTポイント。TSUTAYAやファミリーマートなど、提携店が非常に多い共通ポイントだが、このTポイントを貯めるのに適したカードが「Yahoo! JAPANカード」である。ポイント還元率は1%。提携店でTカードとして提示し、さらにクレジットカードとして利用することでポイントがダブルで貯まる。
レンタルサービスを追加することも可能なので、TSUTAYAをはじめとしたTポイント提携店をよく利用する人には、是非おすすめしたい。平日はバリバリ働き、休日は映画鑑賞などと自分の時間を楽しみたい男性に良いだろう。
誕生月はポイント5倍!「ライフカード」
このカードの最大の特長は「誕生月はポイント5倍」であることだ。ポイント還元率は通常0.5%なので、5倍時には2.5%にもなる。誕生月に高額な買い物を集中させれば効率的にポイントを貯めることが可能だ。誕生日を盛大に祝う、ロマンチックな男性におすすめである。
また、家族で誕生月が違う場合、家族カードを作ることによってポイント5倍の月を増やすことができる。場合によっては最強のカードになり得るのが「ライフカード」なのだ。
Suica利用者必携「ビックカメラSuicaカード」
出典:www.jreast.co.jp また、ビックカメラでのクレジットカード払いのビックポイント付与率は通常8%だが、ビックカメラSuicaカードならクレジット払いでも現金払いと同率の10%ビックポイントが付与される。
上記4つのカードと違い、2年目から年会費がかかってしまうが、前年のクレジット利用が(株)ビューカードにて確認できた場合は無料になるので、実質無料である。オートチャージでも、買い物での利用でもよい。忙しい毎日の中で、通勤もスマートにこなす男性にオススメである。
実は入手し易い? ゴールドカードの「イマ」
出典:www.amazon.co.jp 年会費無料のものと比べれば無論審査難易度は高いが、正社員であれば大抵のゴールドカードは作成可能だ。また、ゴールドカードの年会費は1万円~2万円程度が相場だが、2,000円程度の低年会費ゴールドカードも存在する。こうしたカードは20代前半でも作成できるといわれている。
また、株式会社クレディセゾンの調査によれば、会計時に他人のカードの色をチェックしている人は82%。この状況を鑑みれば、将来的にゴールドカードを保有することを検討するに値するといえる。
ゴールドカードのメリット
ポイントを重視した場合、年会費無料カードには及ばない点が多いが、それでもゴールドカードを保有するメリットはいくつかある。
ゴールドカードにした場合のメリット
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①海外・国内旅行傷害保険の充実
旅行時、保険代を節約できる -
②利用限度額が高い
低年会費のゴールドカードは結局限度額が低いこともあるので注意 -
③ショッピング保険の上限が高い
カード利用で購入したものが破損した際の補償 -
④空港ラウンジ無料利用
国内主要空港の空港ラウンジが無料で利用可能
カードによってサービス内容は異なるが、これらの点に魅力を感じるなら、ステータス関係無しに、ゴールドカードの作成を考えてもいいだろう。まさに、ワンランク上の男性におすすめである。
今回はポイント還元率の高さに重きを置いて紹介してきたが、クレジットカードには各種優待など、発行会社や各種カードによって様々なサービスが付随している。目的や使用金額を見極めつつ、自分に合ったクレジットカードを見つけてほしい。
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