ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「ホリエモン流悩み相談!?」〜vol.746〜』では、お悩み相談をビジネスにしたいという質問にホリエモンが厳しい反応を示した。
今回取り上げたのは、「お悩み相談をコンテンツとしてビジネスにできないかと考えています。堀江さんならどのようにして行っていきますか?」という質問。
ホリエモン「『お悩み相談』のビジネス化って、つまりはコンサルでしょ」
ホリエモンは、「それはコンサルになると思うので、普通にネットで募集してメールなり何なりで決められた時間を割いて、費用を頂く感じになるんじゃない?」と回答。
お悩み相談をビジネスにしたいという質問に対して、ホリエモンは形式的な始め方のみを提示。ホリエモンチャンネルアシスタントの寺田有希氏から更なるアドバイスを求められるも、「これ以上は答えようがない。典型的なバカ質問だね」と一蹴。
コンサルなどの存在が示すように、お悩み相談をビジネスにするのは全く新しいことではない。それ以上の新規性を打ち出そうにも質問者の意図は全く伝わってこないため、ホリエモンが言うようにとりあえずサービスを始めてみて、改めて質問した方が良さそうだ。
お悩み相談サービスとして参考にしたいのが、今回のゲストで株式会社Kids Public代表の橋本直也氏が運営する「小児科オンライン」。このサービスが専門にしているのはその名の通り、小児科医療におけるお悩みだ。
診療ではなく『相談』だからこそ、たくさんの患者と向き合える!
小児科オンラインは、子供の健康に関する相談をSkypeなどのビデオ通話で引き受けるサービス。子供は自分で身体の状態を上手く伝えることができないため、どんな病気を発症しているのか親でも判断しづらい。緊急外来に行く前に気軽に相談できる環境として用意されたのが本サービスだ。
実は、同じようなサービスとしては厚生労働省が運営する小児緊急電話相談「#8000」が存在している。こちらも電話で「子供の病状への対処法」を相談できるサービスだが、ホリエモンは「かけたことあるけど全く役に立たなかった気がするんだよね……」と苦い反応。これに対して、小児科オンラインはビデオ通話で映像を用いながら、小児科の医師(#8000のオペレーターは看護師)が対応することで的確なアドバイスを提供できるのだという。
また、このサービスが行うのは診療ではなく、あくまで「相談」。最近は、ビデオ通話などで診察する遠隔診療が少しずつ普及しているが、これに認定されるためには最低1回は対面での診察が必要なのだという。この制約を受け入れるよりは、相談という枠でより広い患者と向き合っているというわけだ。
このように、お悩み相談のビジネスはたくさん存在する。そして、それらは質問者のようになんとなくお悩み相談を謳うのではなく、ニーズや相談内容をかなり限定して専門性を活かしているからこそ成立している。人の話を聞いて的確なアドバイスをするというのは、簡単なことではないのだ。
ホリエモンが相談ビジネスを紹介した『堀江貴文のQ&A「ホリエモン流悩み相談!?」〜vol.746〜』。動画が見たい方はコチラからどうぞ!
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